禅と水墨画―鎌倉～室町
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重要文化財 書状（部分） 大休正念筆 鎌倉時代・13世紀 松永安左エ門氏寄贈
本館 3室
2020年11月10日（火） ～ 2020年12月20日（日）鎌倉時代からはじまる禅宗の本格的な導入にともない、絵画では中国の宋・元の絵画の影響を受けて水墨画が成立します。また書の分野でも、中国禅僧の書の影響を受けて、日本禅僧による個性ゆたかで気魄に満ちた作風を示す墨跡が生まれました。ここでは鎌倉時代から室町時代の水墨画、墨跡等を展示します。今回は、禅僧の肖像画（頂相：ちんそう）と中国の高士たちを描いた作品、また、鎌倉に禅を根付かせ育てた大休正念と夢窓疎石の墨跡を展示します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 重文 | 仏国国師（高峰顕日）像 | 1幅 | 自賛 | 鎌倉時代・14世紀 | 栃木・雲巌寺蔵 | |
| 重文 | 仏応禅師（太平妙準）像 | 1幅 | 大喜法忻賛 | 南北朝時代・貞治2年(1363) | 栃木・雲巌寺蔵 | ||
| おすすめ | 重文 | 書状 | 1幅 | 大休正念筆 | 鎌倉時代・13世紀 | 松永安左エ門氏寄贈 B-2424 | |
| 法語 | 1幅 | 夢窓疎石筆 | 南北朝時代・14世紀 | 個人蔵 | |||
| 商山四皓竹林七賢図屏風 | 6曲1双 | 伝狩野元信筆 | 室町時代・16世紀 | A-998 |