仏教の美術―平安～室町
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国宝 十六羅漢像（第十六尊者）（部分） 平安時代・11世紀
本館 3室
2020年1月2日（木） ～ 2020年2月2日（日）仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。その内容は多岐にわたり、各時代ごとに特色ある作品が生み出されました。ここでは、絵画は平安時代から鎌倉時代の仏画の優品を中心に、書跡は平安時代装飾経の優品の一つである浅草寺経などを展示します。また彫刻は、阿弥陀如来および両脇侍立像（善光寺式）を、金工は銅鏡の鏡面に仏像を線刻した鏡像、円盤に立体的な仏像を装着し懸けて礼拝した懸仏を展示します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 重文 | 阿弥陀如来および両脇侍立像（善光寺式） | 3躯 | 鎌倉時代・建長6年(1254) | C-93 | |||
| 釈迦三尊像 | 1幅 | 南北朝～室町時代・14～15世紀 | A-12105 | ||||
| 重文 | 両界曼荼羅図 | 2幅 | 鎌倉時代・13世紀 | 香川・極楽寺蔵 | |||
| 重文 | 尊勝曼荼羅図 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | 東京・護国寺蔵 | |||
| おすすめ | 重文 | 不動明王像 | 1幅 | 平安時代・12世紀 | 愛知・甚目寺蔵 | ||
| おすすめ | 国宝 | 十六羅漢像（第十六尊者） | 1幅 | 平安時代・11世紀 | A-11085-8 | ||
| おすすめ | 重文 | 諸尊集会図 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | 東京・霊雲寺蔵 | ||
| 春日本地仏曼荼羅図 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-106 | ||||
| おすすめ | 重文 | 孔子像 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-11967 | ||
| 国宝 | 線刻蔵王権現像 | 1面 | 奈良県吉野郡天川村金峯山出土 | 平安時代・長保3年(1001) | 東京・西新井大師総持寺蔵 | ||
| おすすめ | 重文 | 不動利益縁起絵巻 | 1巻 | 南北朝時代・14世紀 | A-10480 | ||
| 法華経玄賛 巻第六 | 1巻 | 石山寺伝来、中田祝夫旧蔵 | 平安時代・9世紀 | 個人蔵 | |||
| 説一切有部倶舎論 巻第二 | 1巻 | 高山寺伝来、中田祝夫旧蔵 | 平安時代・11～12世紀 | 個人蔵 | |||
| おすすめ | 国宝 | 法華経 巻第一（浅草寺経） | 1巻 | 平安時代・11世紀 | 東京・浅草寺蔵 | ||
| おすすめ | 国宝 | 法華経 巻第八 （浅草寺経） | 1巻 | 平安時代・11世紀 | 東京・浅草寺蔵 | ||
| 妙法蓮華経文句 巻第四 (唐紙経切) | 1幅 | 伝藤原行成筆 | 平安時代・11世紀 | B-2461 | |||
| 蝶鳥下絵法華経断簡 | 1幅 | 平安時代・11世紀 | 個人蔵 | ||||
| 重文 | 金銅三所権現懸仏 | 1面 | 鎌倉時代・建長元年(1249) | 長野・岩殿寺蔵 | |||
| 重文 | 線刻十一面観音鏡像 | 1面 | 平安時代・平治元年(1159) | E-20013 | |||
| 線刻水分三神鏡像 | 1面 | 奈良県吉野郡天川村金峯山出土 | 平安時代・永承6年(1051) | E-15155 | |||
| 金銅蔵王権現像 | 1躯 | 伝奈良県吉野郡天川村金峯山出土 | 平安時代・12世紀 | E-15260 | |||
| 金銅十一面観音懸仏 | 1面 | 平安時代・12世紀 | 山形・慈光明院蔵 | ||||
| 重美 | 線刻千手観音鏡像 | 1面 | 平安時代・12世紀 | E-20856 | |||
| 金銅諸尊懸仏 | 1面 | 鎌倉時代・14世紀 | E-15146 |