仏教の美術―平安～室町
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国宝 法華経 方便品 (竹生島経) 1巻 (部分) 平安時代・11世紀
本館 3室
2012年8月28日（火） ～ 2012年10月8日（月・祝）仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。平安時代には、日本的な仏教美術が形成され洗練されました。その内容の多様性も日本仏教美術の特徴です。鎌倉時代に入ると、新仏教の興隆や禅宗の導入、また中国美術の影響などにともない多様な展開を示していきます。ここでは仏教美術の盛期である平安時代 から鎌倉時代までの作品に、南北朝・室町時代の遺品を加えて紹介します。今回は前回に引き続き地蔵菩薩立像や、阿弥陀如来像などの仏教絵画、久能寺経に代表される装飾経の優品、寺院での法会に際して荘厳や威儀を正すために用いられる仏教工芸などを展示します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 重文 | 地蔵菩薩立像 | 1躯 | 平安時代・12世紀 | 京都・浄瑠璃寺蔵 | ||
| 尊勝曼荼羅図 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 安田建一氏寄贈 A-11867 | ||||
| おすすめ | 重文 | 阿弥陀如来像 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | 神奈川・報身寺蔵 | ||
| おすすめ | 重文 | 愛染明王像 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | 東京・護国院蔵 | ||
| 重文 | 十二天像（羅刹天） | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 滋賀・西明寺蔵 | |||
| 重文 | 十二天像（水天） | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 滋賀・西明寺蔵 | |||
| 重美 | 十六羅漢像（第九尊者） | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 千葉・弘法寺蔵 | |||
| 重美 | 十六羅漢像（第十二尊者） | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 千葉・弘法寺蔵 | |||
| 孔雀明王図像 | 1幅 | 玄証本 | 平安時代・12世紀 | A-12118 | |||
| 烏蒭沙摩明王図像 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-342-3 | ||||
| 大元帥明王図像 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-342-4 | ||||
| 荼吉尼天像 | 1幅 | 室町時代・16世紀 | A-899 | ||||
| 孔子像 | 1幅 | 室町時代・15世紀 | A-7095 | ||||
| 国宝 | 線刻蔵王権現像 | 1面 | 奈良県吉野郡天川村金峯山出土 | 平安時代・長保3年（1001） | 東京・西新井大師総持寺蔵 | ||
| 往生要集絵巻 巻第三 | 1巻 | 室町時代・15世紀 | 個人蔵 | 6巻のうち | |||
| 紺紙金字無量義経（平基親願経） | 1巻 | 平安時代・治承2年（1178） | B-3098 | ||||
| おすすめ | 国宝 | 法華経（久能寺経） 勧持品 | 1巻 | 平安時代・12世紀 | 静岡・鉄舟寺蔵 | ||
| 文殊師利菩薩根本大教王金翅鳥王品（神護寺経） | 1巻 | 平安時代・12世紀 | 個人蔵 | ||||
| おすすめ | 国宝 | 法華経 方便品 （竹生島経） | 1巻 | 平安時代・11世紀 | B-2401 | ||
| 蝶鳥下絵法華経断簡 | 1幅 | 平安時代・11世紀 | 個人蔵 | ||||
| おすすめ | 国宝 | 金銀鍍宝相華唐草透華籠 | 1面 | 平安時代・12世紀 | 滋賀・神照寺蔵 | ||
| 国宝 | 金銀鍍宝相華唐草透華籠 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | 滋賀・神照寺蔵 | |||
| 金銅蓮華唐草透華籠 | 1面 | 室町時代・16世紀 | E-15270 | ||||
| 龍文説相箱 | 1口 | 鎌倉時代・13世紀 | E-13088 | ||||
| 輪宝羯磨文戒体箱 | 1口 | 室町時代・大永6年（1526） | E-19847-1 | ||||
| 輪宝羯磨文据箱 | 1口 | 室町時代・大永6年（1526） | E-19847-2 |