彫刻
-
本館 11室
2010年9月14日（火） ～ 2010年11月28日（日）日本の彫刻の歴史は仏像彫刻がほぼ独占しています。仏像は大別すると、如来・菩薩・明王・天の4種類があり、それぞれの形式は各時代を通してだいたい決まっています。しかし、各時代の作品を比較して形の変化をていねいに見ると、各時代の表現のしかたや、各時代の鑑賞者が仏像に求めた美しさを具体的に知ることができます。また素材や技法によっても表現は変化します。この展示では、日本独自の木彫技法の全盛期である平安・鎌倉時代の仏像を中心に、日本彫刻の歴史を紹介します。／担当研究員：丸山士郎(日本彫刻)
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 伝源頼朝坐像 | 1躯 | 鎌倉時代・13～14世紀 | C-1526 | ||||
| 慈恵大師坐像 | 1躯 | 蓮妙作 | 鎌倉時代・弘安9年(1286) | 滋賀・金剛輪寺蔵 | |||
| おすすめ | 惟賢和尚坐像 | 1躯 | ちやうけい作 | 南北朝時代・応安5年(1372) | 神奈川・宝戒寺蔵 | ||
| 聖徳太子坐像 | 1躯 | 江戸時代・18～19世紀、（厨子）鎌倉時代・永仁3年（1295） | C-574 | ||||
| 聖徳太子立像（南無仏太子） | 1躯 | 鎌倉時代・13世紀 | C-1866 | ||||
| おすすめ | 阿弥陀如来坐像 | 1躯 | 平安時代・12世紀 | 奈良・法隆寺蔵 | |||
| 阿弥陀如来坐像及び両脇侍立像 | 3躯 | 平安時代・安元2年(1176) | 埼玉・西光院蔵 | ||||
| おすすめ | 四天王立像 広目天 | 1躯 | 平安時代・12世紀 | 京都・浄瑠璃寺蔵 | |||
| 青面金剛立像 | 1躯 | 平安時代・10世紀 | 奈良・東大寺蔵 | ||||
| 毘沙門天立像 | 1躯 | 平安時代・9世紀 | 和歌山・道成寺蔵 | ||||
| 十一面観音菩薩立像 | 1躯 | 平安時代・11世紀 | 奈良・当麻寺蔵 | ||||
| 千手観音菩薩立像（493号） | 1躯 | 院承作 | 鎌倉時代・建長3～正元元年(1251～59) | 京都・妙法院(蓮華王院本堂安置)蔵 | |||
| 千手観音菩薩立像（504号） | 1躯 | 隆円作 | 鎌倉時代・建長3～文永3年(1251～66) | 京都・妙法院(蓮華王院本堂安置)蔵 | |||
| おすすめ | 千手観音菩薩立像（40号） | 1躯 | 湛慶作 | 鎌倉時代・建長3～8年(1251～56) | 京都・妙法院(蓮華王院本堂安置)蔵 |