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内国勧業博覧会の工芸

重要文化財　褐釉蟹貼付台付鉢　初代宮川香山(1842～1916)作　明治14年(1881)

本館 19室
2009年6月16日（火）～ 2009年9月6日（日）

内国勧業博覧会は、明治10年（1877）から明治36年（1903）まで5回開催されました。産業や技芸の発展に主眼が置かれ、事業として成り立つものや技術を極めたものを出品するよう求められたため、優れた技法によって制作された工芸品が数多く出品されました。今回は、この内国勧業博覧会に出品された館蔵の工芸品を展示し、その優れた技をご覧いただきます。
／担当研究員：加島勝(東洋工芸)　今井敦(東洋工芸）　猪熊兼樹(日本工芸)

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展示作品リスト 15件

	指定	名称	員数	作者・出土・伝来	時代・年代世紀	所蔵者・寄贈者・列品番号	備考
		色絵金彩荒磯貝尽紅葉桜図大皿	1枚	有田・辻「肥前辻製」染付銘	明治10年(1877)頃	G-296
		色絵金彩花鳥文龍耳瓶	1対	清水清閑(1835～1921)作｢大日本石川県九谷清閑製」金彩銘	明治10年(1877)頃	G-675
おすすめ		花卉木画額	1面	西村荘一郎作	明治14年(1881)頃	H-885
		山水沈金箱	1合		明治14年(1881)頃	H-367
		蘆雁蒔絵硯蓋	1面	十二代山本春正作	明治14年(1881)頃	H-156
		鼎	1口	秦蔵六作	明治10年（1877）頃	E-12749
		匜	1口	秦蔵六作	明治10年(1877)頃	E-13007
		蓮に鷺図花瓶	1口	孝一作	明治10年（1877）頃	E-13010
		四君子蓮図菓子器	1合	吉田至永作	明治10年（1877）頃	E-12753
おすすめ		鯉図額	1面	加納夏雄作	明治14年(1881)頃	個人蔵
		ガラス七宝脚付杯	1対	竹内忠兵衛作	明治14年(1881)	竹内忠兵衛氏寄贈 G-606
おすすめ	重文	褐釉蟹貼付台付鉢	1口	初代宮川香山(1842～1916)作	明治14年(1881)	G-105
		斑色硝子筆筒	1口	品川工作分局硝子製造所	明治14年(1881)頃	品川工作局寄贈 G-592
		斑色硝子筆筒	1口	品川工作分局硝子製造所	明治14年(1881)頃	品川工作局寄贈 G-591
		斑色ガラス瓶	1口	品川工作分局硝子製造所	明治14年(1881)頃	品川工作局寄贈 G-594

展示