2025年11月24日（月・休）の本館

本館（日本ギャラリー）2階は、縄文時代から江戸時代まで、時代を追って展示する「日本美術の流れ」。国宝や重要文化財などの名品でたどる「ほんもの」の美術史をお楽しみください。1階は彫刻、陶磁、刀剣など、ひとつの分野の作品をじっくりご覧いただける分野別展示と企画展示で構成されています。

2025年の展示室の臨時閉室等について

〇2025年12月1日（月）～2026年4月6日（月）まで、本館7～10室は展示環境整備のため閉室します。

2階　日本美術の流れ

日本美術のあけぼの―縄文・弥生・古墳

2階　日本美術の流れ
1室

2025年7月1日（火）～
2025年12月21日（日）
仏教の興隆―飛鳥・奈良

2階　日本美術の流れ
1室

2025年9月30日（火）～
2025年12月21日（日）
国宝　法華経妙荘厳王本事品（久能寺経）

2階　日本美術の流れ
2室

2025年10月28日（火）～
2025年11月24日（月・休）
仏教の美術―平安～室町

2階　日本美術の流れ
3室

2025年11月11日（火）～
2025年12月21日（日）
宮廷の美術―平安～室町

2階　日本美術の流れ
3室

2025年11月11日（火）～
2025年12月21日（日）
禅と水墨画―鎌倉～室町

2階　日本美術の流れ
3室

2025年11月11日（火）～
2025年12月21日（日）
茶の美術

2階　日本美術の流れ
4室

2025年11月11日（火）～
2026年2月1日（日）
武士の装い―平安～江戸

2階　日本美術の流れ
5室・6室

2025年11月11日（火）～
2026年2月1日（日）
屏風と襖絵―安土桃山～江戸

2階　日本美術の流れ
7室

2025年10月15日（水）～
2025年11月30日（日）
暮らしの調度―安土桃山・江戸

2階　日本美術の流れ
8室

2025年10月28日（火）～
2025年11月30日（日）
書画の展開―安土桃山～江戸

2階　日本美術の流れ
8室

2025年10月15日（水）～
2025年11月30日（日）
能と歌舞伎　能「葵上」に見る面・装束

2階　日本美術の流れ
9室

2025年10月15日（水）～
2025年11月30日（日）
浮世絵と衣装―江戸（衣装）

2階　日本美術の流れ
10室

2025年10月15日（水）～
2025年11月30日（日）
浮世絵と衣装―江戸（浮世絵）

2階　日本美術の流れ
10室

2025年11月5日（水）～
2025年11月30日（日）

火焰型土器
伝新潟県長岡市馬高出土　縄文時代(中期)・前3000～前2000年

日本美術のあけぼの―縄文・弥生・古墳

2階　日本美術の流れ
1室

2025年7月1日（火）～ 2025年12月21日（日）

日本美術の流れをたどる導入として、主に仏教文化定着以前の縄文・弥生・古墳時代を代表する作品を展示します。縄文時代は土器や土偶、弥生時代は土器や銅鐸、古墳時代は埴輪や銅鏡などを展示し、それぞれの文化や時代の特徴を示します。

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菩薩半跏像
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山出土　飛鳥時代・7世紀　北又留四郎氏他2名寄贈

仏教の興隆―飛鳥・奈良

2階　日本美術の流れ
1室

2025年9月30日（火）～ 2025年12月21日（日）

6世紀半ば、欽明天皇の時代に百済から釈迦金銅仏、経論、幡がもたらされ、しばらくして百済から仏教寺院や仏教美術に関わるさまざまな技術者が来日しました。日本の文化は仏教の受容とともに飛躍的に進歩して、奈良時代には東大寺の大仏鋳造が国家的事業として営まれるまでに至りました。ここではそうした日本仏教黎明期の彫刻、書跡・典籍、工芸などをご紹介します。彫刻は官営工房作を代表する釈迦如来坐像等を展示します。書跡は、聖武天皇筆と伝称される「賢愚経（大聖武）」（～11/9）、聖武天皇の勅命で国分寺に安置された「紫紙金字金光明最勝王経」（11/11～）など、聖武天皇ゆかりの写経を展示します。工芸は興福寺中金堂の基壇下に鎮壇のため埋納された興福寺鎮壇具のほか、奈良時代・８世紀の特色を示す舎利容器、蓋鋺、鉢といった仏教に関係する工芸品、及び銅鏡を展示します。

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国宝法華経妙荘厳王本事品（久能寺経）（部分）
平安時代・12世紀　静岡・鉄舟禅寺蔵

国宝　法華経妙荘厳王本事品（久能寺経）

2階　日本美術の流れ
2室

2025年10月28日（火）～ 2025年11月24日（月・休）

　「久能寺経」は静岡市の南部にあった久能寺（現在の鉄舟禅寺）に伝来した写経です。『法華経』28品（章）を各品1巻に仕立てた「一品経」で、同経の序と結のような『無量義経』と『観普賢経』を合わせて、もとは全30巻であったとみられます。極楽往生を願い、仏との縁を結ぶべく、各巻1人が結縁者となって制作されました。巻末の結縁者と思しき名前から、鳥羽法皇（1103 ～ 56）と中宮・待賢門院璋子（1101 ～ 45）を中心に、周辺人物が制作にたずさわり、両者いずれかの出家に際した生前の供養（1141年、1142年）のための写経であったと考えられています。
この「妙荘厳王本事品」は、浄蔵と浄眼という２人の王子が、父の妙荘厳王と母の浄徳を仏の道に導いたことを説きます。美しく厳かな趣の料紙は、黄みがかった茶色の染紙にさまざまな形状をした金銀の箔で装飾がほどこされ、金泥で界線（罫線）が引かれています。墨書による経文はまるみのある点画で、太さと配置に変化をつけて文字内の余白を広くとり、明るく柔和な姿をしています。
巻末には「大皇大后宮女房土左殿」と記され、鳥羽法皇の准母として皇后、太皇太后となった令子内親王（1078 ～ 1144）に仕えた女性が本巻の結縁者と考えられています。それぞれの結縁者が贅をこらし、善美を尽くして作られた「久能寺経」には、徳を積み、往生を願う厚い信仰心と、高い美意識がうかがえます。

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毘沙門天立像
慶算作　鎌倉時代・文永8年(1271)

仏教の美術―平安～室町

2階　日本美術の流れ
3室

2025年11月11日（火）～ 2025年12月21日（日）

仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。その内容は多岐にわたり、各時代ごとに特色ある作品が生み出されました。
絵画は、多数尊で構成される仏画を展示します。彫刻は、鎌倉時代の仏師運慶と同じ慶派仏師の作とみられる仏像を展示します。書跡は、各種の装飾法華経から、開経にあたる「無量義経」を展示します。工芸は、密教において祈祷や儀礼の際に用いられる密教法具を展示します。

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鶴草紙　下巻 （部分）
江戸時代・17世紀　中島宏子氏寄贈

宮廷の美術―平安～室町

2階　日本美術の流れ
3室

2025年11月11日（火）～ 2025年12月21日（日）

平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。
宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。
ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界を展示します。今回は、昔話「鶴の恩返し」の類話を描く御伽草紙「鶴草紙」や、近世の文化人たちが収集し愛でた古筆を紹介します。

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重要文化財　四季山水図屏風 （部分）
伝周文筆　室町時代・15世紀

禅と水墨画―鎌倉～室町

2階　日本美術の流れ
3室

2025年11月11日（火）～ 2025年12月21日（日）

鎌倉時代からはじまる禅宗の本格的な導入にともない、絵画では中国宋・元の絵画の影響を受けて水墨画が成立しました。また書の分野でも、中国禅僧の書の影響を受けて、日本禅僧による個性ゆたかで気魄に満ちた作風を示す墨蹟が生まれました。
ここでは鎌倉時代から室町時代の水墨画、墨蹟等を展示します。
絵画は、室町幕府の御用絵師として活躍した周文の周辺作を紹介します。
書跡は、法要で唱えた詩文を書写した作を展示します。

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志野茶碗銘振袖
美濃　安土桃山～江戸時代・16～17世紀

茶の美術

2階　日本美術の流れ
4室

2025年11月11日（火）～ 2026年2月1日（日）

日本の伝統文化を代表する茶の湯のなかで生まれた美術を紹介します。この展示では、秋から冬にかけての炉の茶湯道具を中心に、ケース2では近代数寄者・松永耳庵（安左エ門）ゆかりのコレクションを小特集します。

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重要文化財黒糸威二枚胴具足
榊原康政所用　江戸時代・17世紀

武士の装い―平安～江戸

2階　日本美術の流れ
5室・6室

2025年11月11日（火）～ 2026年2月1日（日）

甲冑、刀剣、弓具、馬具、装束など、平安時代から江戸時代の武士が用いた武器と武具、そして肖像画や書状などを通して、武士の装いを紹介します。
甲冑、刀剣は徳川四天王の榊原康政が用いた当世具足、甲斐の武田信虎が越後の上杉謙信に贈ったと伝わる太刀とその拵など、平安～江戸時代のものを体系的に展示します。弓具、馬具、装束は江戸時代のものを中心に体系的に展示します。

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瀟湘八景図屏風 (部分)
狩野尚信筆　江戸時代・17世紀

屏風と襖絵―安土桃山～江戸

2階　日本美術の流れ
7室

2025年10月15日（水）～ 2025年11月30日（日）

室内を仕切ることにより場を作り出し、空間を演出する機能をもつ屏風や襖には、権力を象徴し、場を荘厳するなどの目的のために、絵が描かれたり、書が揮毫されたりしました。
ここでは安土桃山時代から江戸時代の屏風を展示し、これら大画面の作品によって生み出される空間の効果をお楽しみください。
今回は、江戸時代を通じて活躍した狩野派による大画面作品を展示します。

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色絵秋草文扇形皿
京焼　江戸時代・18世紀　横河民輔氏寄贈

暮らしの調度―安土桃山・江戸

2階　日本美術の流れ
8室

2025年10月28日（火）～ 2025年11月30日（日）

安土桃山から江戸時代にかけて、人々の身の回りを彩ってきたさまざまな調度類を展示します。
秋が深まり紅葉の見ごろとなる時期に寄せて、秋草や寒気に耐える冬の植物を意匠とする作品を中心に取合せ、寒さが増してゆく季節を迎えた往時の人々の暮らしぶりを身近に感じていただける展示です。

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粟穂鶉図屏風 (部分)
土佐光起筆　江戸時代・17世紀

書画の展開―安土桃山～江戸

2階　日本美術の流れ
8室

2025年10月15日（水）～ 2025年11月30日（日）

安土桃山時代から江戸時代の絵画は、永徳や探幽をはじめとする狩野派を中心に、宗達・光琳・抱一らの琳派、大雅・蕪村らの南画派、応挙・呉春を祖とする円山派・四条派、若冲・芦雪・蕭白らの個性派の画家たちを輩出し、百花繚乱の相を呈しました。
書は、江戸時代初期の三筆（信尹・光悦・昭乗）が新しい書風を打ち立て、黄檗の三筆らがもたらした中国書法が、江戸時代中期以降、唐様の書として流行しました。永く太平が続いた江戸時代は、私塾や寺子屋や藩校などを通じて、多くの人々が書法とともに文字を身につけ、筆墨や印刷による文字文化を広範に享受できた時代でした。ここでは安土桃山時代から江戸時代に多様な展開を遂げた絵画と書跡を展示します。　
今回、絵画は江戸時代に幕府や宮廷の御用を務めた画家たちの作品を、書も江戸時代に活躍した画家の書状を中心に展示します。

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重要文化財　能面　泥眼
「天下一河内」焼印　奈良・金春家伝来　江戸時代・17世紀

能と歌舞伎　能「葵上」に見る面・装束

2階　日本美術の流れ
9室

2025年10月15日（水）～ 2025年11月30日（日）

能「葵上」は、『源氏物語』「葵上」の巻をモティーフとした名曲です。
左大臣の娘である葵上は光源氏の正室となり身籠ります。ところが、毎夜、物の怪に襲われ苦しむこととなり、加持祈祷やさまざまな薬を試すのですが、一向に良くなる気配がありません。そこで、名高い巫女である照日の巫女に命じて梓弓を引き鳴らすと、壊れた牛車に乗った女性がどこからともなく現れ、梓弓の弦音に惹かれてやってきたのだと言います。その女性こそが、賀茂祭の見物の際、車争いに負けて葵上の車に追い立てられ、車を壊された挙句に隅に追いやられてしまった光源氏の恋人・六条御息所だったのでした。かつては天皇の妃として栄華を極めた御息所にとって、葵上の一行による加茂祭の仕打ちは大きな屈辱となりました。その上、光源氏の愛情をも奪われてしまったと思い悩み、ついには生霊となって葵上に後妻打ちを繰り返すのでした。前シテに登場する六条御息所の霊には能面「泥眼」を用います。眼の部分を金泥で彩色することによって、霊性を帯びた表情となります。さらに、後シテで後妻打ちをする凄まじい姿には、恨みと悲しみによって鬼女と変わり果てた能面「般若」を用います。能面に刻まれた精神性や心情の表現にご注目ください。また、きらびやかな中にも気品を漂わせる装束を通して、幽玄の美によって再解釈された『源氏物語』の表現をご覧いただきます。

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重要文化財　小袖染分綸子地若松小花鹿紅葉模様
江戸時代・17世紀

浮世絵と衣装―江戸（衣装）

2階　日本美術の流れ
10室

2025年10月15日（水）～ 2025年11月30日（日）

江戸時代の小袖・振袖・打掛のほか、帯や櫛・笄・簪など、町方の女性たちのトータルファッションを展示します。同じ部屋に展示される浮世絵の美人画と見比べながら、江戸時代のファッションの流行にイメージを膨らませていただく展示です。また、男性のおしゃれ小物である印籠・根付も併せて展示します。
今回は、晩秋の季節に合わせ、紅葉模様、紅葉にちなんだ鹿の模様を表わした風景模様など、袷仕立の小袖を中心に展示します。

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紫式部図 (部分)
宮川長春筆　江戸時代・18世紀

浮世絵と衣装―江戸（浮世絵）

2階　日本美術の流れ
10室

2025年11月5日（水）～ 2025年11月30日（日）

江戸時代の庶民の姿を描いた浮世絵は、江戸時代初期には絵師自身の手になる肉筆画のみであったが、後には大量生産が可能な版画が生み出され、さらに彫りと摺りに工夫を凝らして多色摺りの錦絵が誕生しました。
今回の展示では、紅葉や柿、秋の名所を描いた作品を中心に、七五三を描いた作品、能や歌舞伎の演目『紅葉狩』を題材とした作品のほか、葛飾北斎「百人一首乳母かゑとき」シリーズより秋の風景を描いた作品を展示します。

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2階　

天皇の乗物

2階　便殿

2025年4月8日（火）～
2026年4月5日（日）
根付　高円宮コレクション

2階　高円宮コレクション室

2025年10月15日（水）～
2025年12月21日（日）

鳳輦
明治39年（1906）宮内省（式部職）より引継
江戸時代・19世紀

天皇の乗物

2階　便殿

2025年4月8日（火）～ 2026年4月5日（日）

天皇は行幸に際して輿型の乗物である鳳輦（ほうれん）・葱華輦（そうかれん）・腰輿（ようよ）を用いました。鳳輦は晴儀の行幸（ぎょうこう）、葱華輦は通常の行幸、腰輿は宮中移動や緊急避難などと使い分けられました。
鳳輦は屋形の上に鳳凰（ほうおう）像を立て、葱華輦は屋形の上に葱華形の宝珠を載せることに因んだ名称で、いずれも肩上に担いで移動しました。
腰輿は轅を腰位置で舁いて移動するのに因んだ名称です。
東京国立博物館が所蔵する鳳輦は、孝明天皇が安政2年(1855)に新造内裏(現在の京都御所)に遷幸する際や、明治天皇の東京行幸の際に用いられました。同じく腰輿は、孝明（こうめい）天皇が安政2年の新嘗祭の際に用いられた葱華輦型のものです。
いずれも明治39年(1906)に宮内省式部職より引き継いだもので、現存する天皇の乗り物の貴重な実例であることから、東京国立博物館の歴史において皇室との関係を示す象徴的作品として便殿において公開します。

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天使の涙、〔緒締〕チーズ
福山恒山作　平成13年(2001)

根付　高円宮コレクション

2階　高円宮コレクション室

2025年10月15日（水）～ 2025年12月21日（日）

故高円宮殿下が妃殿下とともに蒐集された、現代根付を展示します。
現代根付には象牙や黄楊などの伝統的な素材の他にさまざまな材料が用いられており、一つ一つに斬新な創意と工夫が凝らされています。
主だった作家や素材を網羅する殿下のコレクションを公開し、現代根付の多様なすがたを紹介します。　

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2階　企画展示

特集

令和6年度新収品

2階　企画展示
特別1室・特別2室

2025年11月18日（火）～
2025年12月21日（日）

地蔵菩薩立像
鎌倉時代・13世紀

特集

令和6年度新収品

2階　企画展示
特別1室・特別2室

2025年11月18日（火）～ 2025年12月21日（日）

令和6年度に新たに収蔵品に加わった文化財のうち、寄贈分、購入分より主だった作品を公開します。新収品を通じ、当館のもっとも重要な事業のひとつに位置づけられる｢文化財の収集｣について、その成果と意義を紹介します。

●担当研究員：村瀬可奈・玉城真紀子

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1階　体験型展示スペース

日本美術のとびら

1階　体験型展示スペース
特別3室

2025年4月1日（火）～
2026年3月31日（火）
日本文化のひろば

1階　体験型展示スペース
特別4室

2025年1月2日（木）～
2026年3月31日（火）
みどりのライオン体験コーナー（教育普及スペース）

1階　体験型展示スペース
19室

2025年2月4日（火）～
2026年3月31日（火）

日本美術のとびら

1階　体験型展示スペース
特別3室

2025年4月1日（火）～ 2026年3月31日（火）

「日本美術のとびら」は東博に来たお客さまに、いちばん初めに訪れていただきたい展示室です。「とびら」のむこうに広がる展示室で、もっと文化財が身近になるように4つのコーナーを作りました。どのコーナーでも、見て、体験することで、人から人へ受け継がれてきた文化財のすばらしさを体感できます。

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日本文化のひろば

1階　体験型展示スペース
特別4室

2025年1月2日（木）～ 2026年3月31日（火）

東京国立博物館＜トーハク＞には、昔の人たちがつくって、大切にしてきた「文化財」がたくさん。ここは文化財を見るまえや見たあと、「ひろば」のようにいろいろな人があつまり、遊び、日本の文化の魅力や楽しさを体験できる展示です。

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みどりのライオン体験コーナー（教育普及スペース）

1階　体験型展示スペース
19室

2025年2月4日（火）～ 2026年3月31日（火）

表慶館のライオン像をマスコットに、「みどりのライオン」と名づけた教育普及スペースです。
e国宝と連動した「トーハクで国宝をさぐろう」、3Dの作品画像を自由に動かせる「トーハクをまわそう」などの体験コーナーがあります。また、ボランティアがいるときのみにハンズオンツールを体験できる体験コーナーもあります。

1階　ジャンル別展示

彫刻

1階　ジャンル別展示
11室

2025年9月30日（火）～
2025年12月21日（日）
漆工

1階　ジャンル別展示
12室

2025年10月21日（火）～
2025年12月21日（日）
金工

1階　ジャンル別展示
13室

2025年10月21日（火）～
2025年12月21日（日）
刀剣

1階　ジャンル別展示
13室

2025年9月2日（火）～
2025年11月24日（月・休）
陶磁

1階　ジャンル別展示
13室

2025年10月15日（水）～
2025年12月21日（日）
特集

KAKIEMON　―伊万里焼柿右衛門の世界―

1階　ジャンル別展示
14室

2025年11月11日（火）～
2026年2月8日（日）
歴史の記録

1階　ジャンル別展示
15室

2025年10月28日（火）～
2025年12月21日（日）
アイヌと琉球　アイヌと北方諸民族

1階　ジャンル別展示
16室

2025年11月18日（火）～
2026年2月15日（日）
保存と修理

1階　ジャンル別展示
17室

2025年4月1日（火）～
2026年3月31日（火）
近代の美術

1階　ジャンル別展示
18室

2025年10月21日（火）～
2026年1月25日（日）

重要文化財十二神将立像（申神）（部分）
京都・浄瑠璃寺伝来　鎌倉時代・13世紀

彫刻

1階　ジャンル別展示
11室

2025年9月30日（火）～ 2025年12月21日（日）

江戸時代以前の日本の彫刻は、寺院や神社に安置された仏像、神像、肖像で占められています。
仏像の制作者である仏師は、奈良時代までは官営工房に属し、それが解体された平安時代以降はそれぞれに工房をもち、やがて各流派が形成されていきました。
本館特別5室で開催される特別展「運慶祈りの空間―興福寺北円堂」（9月9日（火）～11月30日（日））に合わせて、運慶の同世代や弟子たちが制作した彫刻を中心に展示し、慶派仏師の流派としての特徴や各仏師の作風の個性を紹介します。

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楼閣山水蒔絵宝石箱
江戸時代・17世紀

漆工

1階　ジャンル別展示
12室

2025年10月21日（火）～ 2025年12月21日（日）

平安時代から江戸時代に至る各時代の漆工作品を展示します。
日本で独自の発展をとげた漆芸技法「蒔絵」を中心に、その流れをたどるとともに、多彩な漆芸の展開を紹介します。平安時代の「胡蝶蒔絵鏡箱残缺」をはじめ古代・中世の鏡箱を展観するほか、中世に制作がはじまった沈金技法を紹介します。また江戸時代以降、貿易の中心的な担い手となったオランダ関係漆器を集め、日本の漆工技法による外国向けの造形をご覧いただきます。

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園城寺霰釜
芦屋　松平不昧所持　室町時代・15～16世紀　松平直亮氏寄贈

金工

1階　ジャンル別展示
13室

2025年10月21日（火）～ 2025年12月21日（日）

古代から近世に至る日本の金属工芸品の多様な表現と歴史的展開を展示します。古代・中世の仏具、鑑鏡、茶の湯釜、及び近世の技巧的な作例を通じて、日本の金属工芸品の織りなす豊饒な世界をお楽しみください。

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重要文化財　太刀（今荒波）
備前一文字　鎌倉時代・13世紀

刀剣

1階　ジャンル別展示
13室

2025年9月2日（火）～ 2025年11月24日（月・休）

「今荒波」と号する太刀をはじめ、日本刀の時代的な変遷と地域的な特徴を、平安時代から江戸時代にいたる各国・各流派の刀剣を通して紹介します。刀装具は、秋の季節や伝統文化を感じさせる意匠の作品を中心に展示します。

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重要文化財　銹絵観鷗図角皿
尾形光琳・深省合作　江戸時代・18世紀

陶磁

1階　ジャンル別展示
13室

2025年10月15日（水）～ 2025年12月21日（日）

奈良時代から江戸時代までの日本陶磁史を概観する展示室として、中世六古窯、茶陶、京焼、伊万里焼を中心に、時代の流れに沿いながら産地や様式で分類して紹介します。
今回の展示では、展示期間に合わせて菊や楓といった秋にふさわしい意匠の作品を展示します。
また、小特集として、焼き締め陶（信楽・備前・伊賀・丹波）の花入や、京都樂家の初代（長次郎）・二代（常慶）・三代（道入）の作品のほか、讃窯（香川）の「髭徳利」など各地でつくられた独創的な意匠の徳利を取り上げ、展示します。

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色絵傘人物文大壺
伊万里(柿右衛門様式)　江戸時代・17世紀

特集

KAKIEMON　―伊万里焼柿右衛門の世界―

1階　ジャンル別展示
14室

2025年11月11日（火）～ 2026年2月8日（日）

17世紀初めに日本で最初の磁器がつくられた肥前有田地域では、17世紀半ばになると輸出向け磁器の生産が本格化します。輸出磁器は、当初、内乱により輸出が減少していた中国景徳鎮産の磁器を補うように生産されましたが、やがて中国の模倣にとどまらない独自の様式を確立していきました。その代表が、「濁手(にごしで）」と呼ばれる乳白色の地に、赤を主とする明るい色絵具を用いて余白のある構図で描く、いわゆる柿右衛門様式と称される色絵磁器です。これらはヨーロッパに数多く渡り、オランダ、イギリス、フランス、ドイツといった王侯貴族たちに受容され、実用だけでなく屋敷を飾る装飾品としても用いられました。またこうした輸出製品は、酒井田柿右衛門家の窯だけでなく周辺の地域一体の窯でもつくられ、その様相は生産地や消費地における出土品などからも明らかにされており、そのなかには色絵だけでなく上質の染付も含まれます。
本特集では、輸出磁器初期の作例から、よく知られる柿右衛門様式、加えて有田周縁でつくられた上質磁器、金襴手様式への移行期の作例、そして18世紀の中国での写しといった、関連作品も含めて「KAKIEMON」として紹介します。

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千虫譜　第二巻 （部分）
栗本丹洲著写　江戸～明治時代・19世紀　徳川宗敬氏寄贈

歴史の記録

1階　ジャンル別展示
15室

2025年10月28日（火）～ 2025年12月21日（日）

東京国立博物館は、美術作品や考古資料だけでなく、歴史資料も多く所蔵しています。江戸幕府の旧蔵書、一橋徳川家からの寄贈書、当館の展覧会や調査活動を通して集められた資料、そして明治時代の文化財調査の際に撮影された写真など多種多様な作品があります。それらを主題や形態で分けて展示します。今回は東京国立博物館所蔵コレクションの中から、伊能忠敬制作の「九州沿海図」、江戸幕府が作成した「五海道分限延絵図」、江戸時代後期に作成された虫の図譜、明治5年(1872)壬申検査時に撮影された古写真を紹介します。

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タマサイ（首飾）
北海道アイヌ　19世紀徳川頼貞氏寄贈

アイヌと琉球　アイヌと北方諸民族

1階　ジャンル別展示
16室

2025年11月18日（火）～ 2026年2月15日（日）

アイヌ文化は13世紀以降サハリン・千島・北海道・北東北のアイヌの人びとが狩猟や漁撈、植物採集に加え、アムール川下流域や沿海州そして本州の和人と交易をもちつつ育んできた独自の文化です。当館のアイヌ資料は、明治6年(1873)に開催されたウィーン万国博覧会の事務局から引き継いだ資料や寄贈をうけた個人コレクションからなっており、さまざまな生活用具や衣服そして武具や祭祀具など膨大な数にのぼります。
ここではアイヌと関わりのあった沿海州や樺太、アラスカに居住していた北方諸民族の物質文化を中心に紹介します。

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保存と修理

1階　ジャンル別展示
17室

2025年4月1日（火）～ 2026年3月31日（火）

文化財の保存と公開を両立し未来へと伝えるためには、様々な保存修復事業の継続が必要です。この展示室では展示や収蔵の環境整備、状態調査と分析、傷んだ作品への修理といった３つのテーマによる当館での取り組みについてご紹介します｡

>>展示の詳細

夢殿 (部分)
安田靫彦筆　大正元年(1912)
【展示期間：2025年12月7日まで】

近代の美術

1階　ジャンル別展示
18室

2025年10月21日（火）～ 2026年1月25日（日）

明治・大正の絵画や彫刻、工芸を中心に展示します。明治５年(1872)の文部省博覧会を創立・開館のときとする当館は、万国博覧会への出品作や帝室技芸員の作品、岡倉天心が在籍していた関係から日本美術院の作家の代表作など、日本美術の近代化を考える上で重要な意味を持つ作品を数多く所蔵しています。明治、大正、そして昭和にかけての日本近代の美術をお楽しみください。
日本画の前半は、主に紅葉が色づく秋の深まりを感じさせる景観の作品を中心に展示、後半は、冬の雪景や初春にちなんだ作品を中心に展示します。洋画は前半に浅井忠の瑞々しい水彩画をご覧いただき、通期で明治から昭和にかけての人物表現の変遷を展示します。彫刻は、動物彫刻を得意とした森川杜園の晩年の大作などを展示します。工芸は、帝室技芸員の作品を展示します。

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1階　特別展

特別展

特別展「運慶祈りの空間―興福寺北円堂」

1階　特別展
特別5室

2025年9月9日（火）～
2025年11月30日（日）

国宝　弥勒如来坐像（部分）
運慶作　鎌倉時代・建暦2年（1212）頃
奈良・興福寺蔵　北円堂安置　撮影：佐々木香輔

特別展

特別展「運慶祈りの空間―興福寺北円堂」

1階　特別展
特別5室

2025年9月9日（火）～ 2025年11月30日（日）

奈良・興福寺の北円堂（ほくえんどう）は、本尊の国宝弥勒如来坐像（みろくにょらいざぞう）と両脇に控える国宝無著（むじゃく）・世親菩薩立像（せしんぼさつりゅうぞう）が、鎌倉時代を代表する仏師・運慶晩年の傑作として広く知られています。運慶の仏像が安置される空間をそのまま伝える貴重な例である北円堂は通常非公開ですが、修理完成を記念して弥勒如来坐像の約 60 年ぶりの寺外公開が決定いたしました。
本展は、弥勒如来坐像、無著・世親菩薩立像に加えて、かつて北円堂に安置されていた可能性の高い四天王立像を合わせた7軀の国宝仏を一堂に展示し、鎌倉復興当時の北円堂内陣の再現を試みる奇跡的な企画です。国宝7軀のみで構成された至高の空間をご堪能ください。

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展示

2025年11月24日（月・休）の本館

2025年の展示室の臨時閉室等について

2階 日本美術の流れ

日本美術のあけぼの―縄文・弥生・古墳

仏教の興隆―飛鳥・奈良

国宝 法華経 妙荘厳王本事品（久能寺経）

仏教の美術―平安～室町

宮廷の美術―平安～室町

禅と水墨画―鎌倉～室町

茶の美術

武士の装い―平安～江戸

屏風と襖絵―安土桃山～江戸

暮らしの調度―安土桃山・江戸

書画の展開―安土桃山～江戸

能と歌舞伎 能「葵上」に見る面・装束

浮世絵と衣装―江戸（衣装）

浮世絵と衣装―江戸（浮世絵）

2階

天皇の乗物

根付 高円宮コレクション

2階 企画展示

令和6年度新収品

1階 体験型展示スペース

日本美術のとびら

日本文化のひろば

みどりのライオン 体験コーナー （教育普及スペース）

1階 ジャンル別展示

彫刻

漆工

金工

刀剣

陶磁

KAKIEMON ―伊万里焼柿右衛門の世界―

歴史の記録

アイヌと琉球 アイヌと北方諸民族

保存と修理

近代の美術

1階 特別展

特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」

2階　日本美術の流れ

国宝　法華経妙荘厳王本事品（久能寺経）

能と歌舞伎　能「葵上」に見る面・装束

2階　

根付　高円宮コレクション

2階　企画展示

1階　体験型展示スペース

みどりのライオン体験コーナー（教育普及スペース）

1階　ジャンル別展示

KAKIEMON　―伊万里焼柿右衛門の世界―

アイヌと琉球　アイヌと北方諸民族

1階　特別展

特別展「運慶祈りの空間―興福寺北円堂」