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ガイドツアー・イベント

博物館でアジアの旅 カラフルアジア

博物館でアジアの旅のメインビジュアル

「博物館でアジアの旅」は、アジアの美術・工芸・考古遺物が集まる「東洋館」を舞台に、毎年異なるテーマを掲げて作品を展示する、東京国立博物館の秋の恒例企画です。

今年の「博物館でアジアの旅」のテーマは「カラフルアジア」です。色とりどりの作品をご覧いただくばかりでなく、理想の色を実現しようとした人々の技術的挑戦や、顔料のヒミツにも迫ります。

会期中は、昨年度より開始した「東洋館インクルーシブ・プロジェクト」の一環として、視覚に障害がある方も一緒にお楽しみいただける企画を実施します。対話による鑑賞を促す「おしゃべりフリー」の取り組みをはじめ、作品を詳しく解説した音声ガイドやワークショップも展開します。
色にまつわる作品を探求する、東洋館の旅をご堪能ください。

旅のお供に、小冊子「博物館でアジアの旅 カラフルアジア」と、「博物館でアジアの旅 アジたびマップ2026」を手に、東洋館でカラフルな作品たちをお楽しみください。

閉室のお知らせ

  • 東洋館3室および8室は、環境整備のため、2026年10月9日(金)より当面の間、閉室いたします。「博物館でアジアの旅 カラフルアジア」(11月8日まで)の展示を楽しみにされていた皆様には、ご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。再開室の予定が決まり次第、当館ウェブサイトやSNSでお知らせいたします。
  • 3室:西アジア・エジプトの美術、西域の美術、インド・ガンダーラの彫刻
  • 8室:中国の絵画 橋本コレクション受贈記念 江南諸都市の繁栄Ⅱ―武林派と金陵派、中国の書跡 墨の五彩、中国文人の書斎

作品リスト

主な展示作品

(注)主な展示作品に掲載した作品は、すべてとなります。

東洋館9室 「清時代の工芸」にて展示  
多色ガラス燭台
(たしょくがらすしょくだい)
「乾隆年製」銘 中国 清時代・乾隆年間(1736~95) 
蝋燭(ろうそく)を刺す金属製の棒を芯棒にして、色ガラスでつくられたパーツを積み重ねた燭台。各パーツは薄赤・黄・水色・赤・青・薄緑など多彩で、表面には唐花草文が線刻されています。中段には、白ガラスを赤ガラスで包んで寿の字を彫り表したパーツもあります。
東洋館8室 10月20日(火)~11月29日(日)に「中国の絵画・書跡・文人の書斎 中国書画精華―華麗なる大清帝国の書画―」にて展示  
『秘密集会』阿閦金剛三十二尊曼荼羅(『ヴァジュラーヴァリー』曼荼羅集のうち2番)
(ひみつしゅうえ あしゅくこんごうさんじゅうにそんまんだら)
中国 清時代・18世紀
清時代、満洲(まんしゅう)族出身の皇族たちはチベット仏教をあつく保護し、これにかかわる美術品を多く制作させました。康熙帝(こうきてい)の皇子がつくらせたこの曼荼羅もそのひとつ。発願者の身分にふさわしく、発色のよい高級な絵具がふんだんに使われた豪華な一品です。
東洋館9室 「清時代の工芸」にて展示  
瑪瑙石榴
(めのうざくろ)
中国 清時代・19世紀 神谷伝兵衛氏寄贈 
瑪瑙の濁った赤色を生かし、石榴の実が表現されています。皮が裂けたところには、赤い彩色を施し、琥珀(こはく)の粒を嵌(は)めて種を表しています。石榴は西アジアから中国に伝わった植物で、多くの種があるため、多産の象徴とされました。
東洋館3室 「西アジア・エジプトの美術」にて展示  
ヒヒ像
エジプト 第3中間期~末期王朝時代・前11~前4世紀 メトロポリタン美術館寄贈
古代エジプト人にとって、ヒヒは太陽の運動や月の満ち欠けを連想させる動物であり、この小像は再生のシンボルとして所持されたと考えられます。青色は当時、特別なもの、貴重なものを示す色で、たくさんの装身具や護符が青い素材でつくられています。
東洋館5室 「中国の染織 明・清代の刺繡」にて展示  
打敷 五彩緞子縫合せ草花文様編繡
(うちしき ごさいどんすぬいあわせくさばなもんようあみしゅう)
中国 明時代・16世紀
「五彩」とは「たくさんの色」という意味。マルチ・カラーの緞子(光沢の美しい絹の紋織物)を巧みに組み合わせたパッチワークです。それぞれの正方形の中央には、さまざまな草花が明時代特有の実に繊細な、編み物のような特殊な刺繡で表されています。「蓮の花なのに、青い」といった突飛な色の表現は刺繡ならではの遊び心です。
(部分)

東洋館8室 10月20日(火)~11月29日(日)に「中国の絵画・書跡・文人の書斎 中国書画精華―華麗なる大清帝国の書画―」にて展示  

蘭亭図巻(乾隆本)
(らんていずかん けんりゅうぼん)
原跡:王羲之他筆 中国 清時代・乾隆45年(1780) 林宗毅氏寄贈
書聖・王羲之(おうぎし)と41人の名士による曲水(きょくすい)の詩会を表した「蘭亭図」の拓本です。カラスの羽に似た艶(つや)のある黒々とした烏金拓(うこんたく)と、薄く透き通ったセミの翅(はね)のような淡い灰色の蝉翼拓(せんよくたく)を使い分け、風雅な遊びをみごとに表現しています。清(しん)の宮廷職人の技が光ります。
東洋館12室 「東南アジアの陶磁」にて展示  
青磁鉄絵花卉魚文鉢
(せいじてつえかきぎょもんはち)
タイ・シーサッチャナーライ窯 15~16世紀 山田義雄氏寄贈
15世紀から16世紀にかけて、タイ中部のシーサッチャナーライ窯で青磁生産が活発化します。中国の青磁に比べて、釉調(ゆうちょう)は全体に黄色を帯びて、淡く柔らかな印象です。下絵付けの鉄絵で表された魚はまるで光の差す水の中を泳いでいるかのようにみえます。
東洋館13室 9月1日(火)~9月27日(日)に「インドの細密画 イスラム教系とシク教系の画派による肖像画」にて展示  
テラスで椅子に腰かける王ランジート・シング
シク派 インド・19世紀中頃
ランジート・シングは幼少期に左眼の視力を失いながらも、1790年前半に父の跡を継いで首長となり、シク教徒諸国を統一し、1801年にシク王国を築きました。本作品はその容貌を忠実に描くとともに、頭上の金色のオーラで王としての威厳を象徴的に表現しています。

マップ

アジたびマップ2026 博物館でアジアの旅 カラフルアジア

マップをたよりに会場を自由に巡り、色を視点に展示作品を探求します。普段とちょっと違った東洋館を巡りましょう。点字版のマップもご用意しております。

開催期間中[9月15日(火)~11月8日(日)]東洋館インフォメーションでお配りしています(なくなり次第終了)。

また、以下からPDF版もダウンロードいただけます。

「アジたびマップ2026博物館でアジアの旅 カラフルアジア」をダウンロードする(PDF,4.42MB)

ブラウザ上では、PDFファイルが正常に表示されない場合があります。その場合は、PDFファイルへのリンク上でクリックをして「名前をつけてリンク先を保存」を選択し、お使いのコンピュータに保存した後に、保存したファイルをダブルクリックし、実行してください。

博物館でアジアの旅 カラフルアジア アジたびマップ2026表紙

博物館でアジアの旅 カラフルアジア アジたびマップ2026 東洋館フロアマップ

小冊子(ガイドブック)

博物館でアジアの旅 カラフルアジア

出品作品の画像掲載。「カラフルアジア」にまつわる作品とそのエピソードについて、さまざまな角度から詳しく解説したガイドブックです。

刊行日:令和8年(2026)9月15日
発行:東京国立博物館
定価:800円(税込)

博物館でアジアの旅 カラフルアジア ガイドブックの表紙

 

「東洋館インクルーシブ・プロジェクト」によるプログラム

東洋館のコレクションの魅力をより広く、あらゆる利用者に向けて伝えていくため、東洋館に関わるさまざまな分野担当の研究員を中心として、2025年にプロジェクトチームを結成しました。サステナブルかつインクルーシブなミュージアムを目指すべく、プロジェクトを継続しています。今年度は、当事者の方々に安心して鑑賞をお楽しみいただける、以下のプログラムを実施します。

“おしゃべりフリー”な東洋館

作品鑑賞の際、特に視覚に障害がある方にとっては、同行者の方との対話が重要となります。そこで、「博物館でアジアの旅」期間中は、対話による鑑賞を促し、視覚に障害がある方や同行者、小さなお子さま連れの来館者も安心して楽しめる“おしゃべりフリー”な東洋館とします。視覚障害の当事者と研究員による「おしゃべりフリーな鑑賞会」の開催も予定しています。(注)詳細は確定次第ウェブサイトでお知らせします。

「研究員の話したいこと、たっぷり聴ける音声ガイド」

東洋館では2024年より音声ガイドシステムVOXX LITEを用いた鑑賞サービスを実施しています。視覚に障害がある方にもわかりやすい内容を目指し、作品のかたちや大きさ、材質・技法、制作背景や研究員おすすめのみどころなど、作品キャプションだけでは伝えきれない情報を丁寧に解説する点が特徴です。「博物館でアジアの旅」期間中は、最大19件の作品ガイドに加え、「カラフルアジア」にちなみ、各地域の「色」についての解説を聞くことができます。
色についての音声ガイド解説は、各階に設置されたパネルから二次元コードを読み込むことでお楽しみいただけます。また、「カラフルアジア」の音声ガイド案内パネルの場所を記したマップを東洋館1階インフォメーションカウンターにて配布します(点字解説・音声ガイドシステムVOXX LITEの二次元コード付)。ぜひお手にとってご活用ください。

音声ガイドご利用について

ご自身のスマートフォンで、展示作品のそばに配置された二次元コードを読み込むと、文字または音声で作品の詳細な解説をお楽しみいただけます。アプリのダウンロードは不要です。音声でご利用の際は、音量をおさえるかイヤホン等でお楽しみください。

「サイコロ・ハンズオン」リニューアル!

視覚に障害がある方と同行者の方も安心して鑑賞と対話が楽しめるように、6つのお題で各展示室へ誘導するハンズオン「東洋館で旅しよう!」を、東洋館1階のラウンジに設置します。おしゃべりフリーな東洋館で、ぜひ自由な作品鑑賞の時間をお過ごしください。

「東京国立博物館のインクルーシブ・プロジェクト」リーフレット

東洋館で視覚障害者向けの取り組み、始めました!

東京国立博物館は、未来へ向けてサステナブルでインクルーシブなミュージアムを目指すため、「東洋館インクルーシブ・プロジェクト」をスタートしました。その第1弾として、2025年の「博物館でアジアの旅」期間中、視覚に障害のある方も楽しめる音声ガイドやハンズオン展示を展開し、研究員との対話による「おしゃべりフリーな鑑賞会」も開催しました。その様子を紹介いたします。

(注)東洋館インフォメーションにて配布します。なくなり次第、配布は終了します。

「東京国立博物館のインクルーシブ・プロジェクト」リーフレットをダウンロードする(PDF,4.19MB)
東京国立博物館インクルーシブ・プロジェクト リーフレットの表紙

関連イベント

(注)すべて参加無料(ただし当日の観覧料が必要)、事前申込不要です。

ギャラリートーク

本企画に関連した展示作品について、担当研究員による解説を行います。

1. 9月29日(火) 14時00分~(約20分)
講師:猪熊兼樹(工芸部門漆工班) 場所:東洋館9室
2. 10月6日(火) 14時00分~(約20分)
講師:沼沢ゆかり(工芸部門染織班)  場所:東洋館13室
3. 10月20日(火) 14時00分~(約20分)
講師:小野塚拓造(考古部門考古班) 場所:東洋館3室

藝大ジャワガムランクラブ Titik Suara によるガムラン演奏と舞踊

東京藝術大学ジャワガムランクラブ Titik Suaraによる、インドネシアの合奏音楽ガムランの演奏と舞踊を東洋館にて行います。当館研究員による展示解説もあわせてお楽しみください。

日程:10月25日(日)13時00分~、15時30分~(各回約60分)
展示解説:小山弓弦葉(工芸部門染織班)
解説時間:13時00分~13時10分、15時30分~15時40分
演奏・舞踊:13時10分~14時00分、15時40分~16時30分
場所:東洋館1室
料金:無料(ただし、当日の入館料が必要)

(注)スケジュールは多少前後する可能性がございます。

ボランティアによるガイドツアー

「博物館でアジアの旅」にあわせて、当館ボランティアが、東洋館の作品や構内のアジアに関連する樹木を紹介するガイドツアーを実施します。

アジアの旅ぬりえ

東洋館に展示している作品をモチーフにしたオリジナルぬりえをお楽しみいただけます。展示室にある作品の色づかいや表現にも注目してみてください。ぬりえはお持ち帰りいただけます。
(注)なくなり次第終了とさせていただきます。

期間:9月15日(火)~11月8日(日)(開館時間中)
場所:本館1階C室
料金:無料(ただし、当日の入館料が必要)

博物館でアジアの旅のメインビジュアル

オリジナルグッズ

フルカラーバッグ
2,090円(税込)
「蘭亭図巻(乾隆本)」が、トートバッグで登場。古代中国の風雅な遊び、曲水の詩会を一面に表した、シックで使いやすいバッグです。
 
ピンバッジ
各1,430円(税込) 
4種 左から瑪瑙石榴/ウジャト眼の垂飾/瑪瑙金魚/如来像頭部
瑪瑙でつくられた金魚や古代エジプトのお守りなどをモチーフにしたピンバッジです。七宝風の地とシルバーとゴールドの輪郭線で高級感のある仕上がりとなっています。
ネックストラップ
各1,980円(税込)

2種 左から打敷 五彩緞子縫合せ草花文様編繡/多色ガラス燭台
パッチワークでつくられた美しい仏具や清朝のガラス工芸の名品の模様をネックストラップにしました。東洋館の「カラフル」の代名詞が首元を彩ります。
タオルハンカチ
各990円(税込)

2種 左から多色ガラス燭台/瑪瑙金魚
ふわふわのタオルにカラフルなワンポイントの刺繡がかわいいハンカチです。

(注)サンプルのため、実物と異なる場合がございます。
(注)このほかにも「博物館でアジアの旅 カラフルアジア」に関連した東洋館オリジナルグッズを多数ご用意しております。

 

開催概要

会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間等については、今後の諸事情により変更する場合があります。変更の際は本ページでお知らせします。

 

日程
2026年9月15日(火) ~ 2026年11月8日(日)  
時間
9時30分~17時00分
金・土曜日、9月20日(日)、9月21日(月・祝)、9月22日(火・祝)、10月11日(日)、11月1日(日)、11月2日(月)は20時00分まで
(注)入館は閉館の30分前まで
会場
東洋館
休館日
月曜日、9月24日(木)
(ただし月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館)
観覧料
東博コレクション展(平常展)観覧料でご覧いただけます。
(一般1,000円、 大学生500円)

(注)特別展、有料イベントは別料金。
(注)高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。
(注)障害者とその介護者1名は無料。入館の際に障害者手帳等をご提示ください。
(注)キャンパスメンバーズ会員校に在籍する学生および教職員は無料。正門チケット売場(窓口)にて、会員校の学生・教職員であることを申し出、学生証・教職員証をご提示ください。
(注)9月21日(月・祝)と11月3日(火・祝)は、東博コレクション展のみ無料でご観覧いただけます。
お問合せ
050-5541-8600(ハローダイヤル) 



関連展示

  1. 中国の絵画橋本コレクション受贈記念 江南諸都市の繁栄Ⅱ―武林派と金陵派
  2. 東洋館-8室
    2026年9月8日(火) ~ 2026年10月18日(日)

  3. インドの細密画 騎馬人物像
  4. 東洋館-13室
    2026年9月29日(火) ~ 2026年10月25日(日)

  5. 中国の漆工
  6. 東洋館-9室
    2026年9月15日(火) ~ 2026年11月29日(日)

  7. 清時代の工芸
  8. 東洋館-9室
    2026年9月15日(火) ~ 2026年11月29日(日)

  9. 中国の染織 明・清代の刺繡
  10. 東洋館-5室
    2026年9月8日(火) ~ 2026年11月29日(日)

  11. アジアの染織 インドネシアの染織
  12. 東洋館-13室
    2026年9月8日(火) ~ 2026年11月29日(日)

  13. 西域の美術
  14. 東洋館-3室
    2026年9月15日(火) ~ 2026年11月29日(日)