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TNM & TOPPAN ミュージアムシアターが10万人目のお客様をお迎えしました!

2013年1月に東洋館でリニューアルオープンしましたTNM & TOPPAN ミュージアムシアターが10月21日(金)の16時の回を持ちまして、リニューアルオープンから10万人目のお客様をお迎えしました!

シアターホワイエ
10万人目をお迎えした作品は「安土城から檜図、そして二条城へ」


VR作品 「安土城から檜図、そして二条城へ」を鑑賞に来ていただいたお客様に上演後この回でご来場10万人達成したことをご報告し記念セレモニーがスタート!
東京国立博物館・銭谷眞美館長によるお礼のご挨拶と凸版印刷株式会社・中村直靖文化事業推進本部長からの記念品の贈呈についてお知らせすると、大きな歓声が沸き起こりました!

ご挨拶
左:銭谷眞美東京国立博物館長、右:中村直靖凸版印刷株式会社 文化事業推進本部長


銭谷館長から、会場の皆様を代表して東京都・府中市からお越しの迫田さんに記念品を贈呈いたしました。
迫田さんは、資料館時代からミュージアムシアターに足を運んでくださっているそうで、来館後真っ先にシアターに来てくださったとのことでした。シアター鑑賞後は禅展を観覧するそうです。
VR作品「安土城から檜図、そして二条城へ」の感想をお聞きしたところ、「シアターでは見どころを映像とナビゲートでじっくり鑑賞することができ、とても勉強になります。これから京都に行く予定があるので実物を見るのが楽しみです。」とお話くださいました。

記念品贈呈
迫田さんには銭谷館長より記念品の「洛中洛外図屛風(舟木本)」(当館所蔵)の
四分の一サイズの複製リーフレット(10万人記念シール付)を贈呈


VR作品 「安土城から檜図、そして二条城へ」は天下泰平の世を目指しその礎を築いた織田信長、豊臣秀吉、そして徳川将軍家ゆかりの金壁障壁画をめぐるツアーに参加することで、「安土城」・「檜図」・「二条城」の見所と金壁障壁画に投影された彼らの理想や夢を体感していただけます。詳細に作りこまれた映像をお楽しみいただくため、単眼鏡や双眼鏡などをお持ちの方は是非ともご利用ください。

VR上演後にはスクリーンに原寸大に作成した「二条城四の間」を映し、内部を自由に見ていただける操作体験に参加することが出来ます。実際に訪れても見ることが難しい高い位置の壁画や天井、欄間の様子まで克明に観ることができます。
VR作品 「安土城から檜図、そして二条城へ」の上演は12月23日(金・祝)までです!
 
ミュージアムシアターは水・木・金は12:00、13:00、14:00、15:00、16:00、土・日・祝・休日は11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00に上演しています。

 

カテゴリ:news催し物

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posted by 松本菜月(総務課) at 2016年10月27日 (木)

 

トーハクくんがゆく!「トラりんがやってきた!」

ほほーい、ぼくトーハクくん!
10月21日(金)、京都国立博物館からトラりんが特別展「禅-心をかたちに-」のPRもかねて遊びに来てくれたんだほ!


「禅」展 会場の平成館前でのスリーショット!

ぼくは今年の5月に初出張でトラりんに会いに行って以来の再会。ユリノキちゃんは初対面だったんだけど、2人はすぐに仲良くなったんだほ!



早速3人で展覧会会場の平成館玄関、ラウンジの写真コーナーや会場入口に登場したんだほ!



「禅」展 撮影コーナー(平成館ラウンジ)にて

トラりん人気はトーハクでもすごくって、本当にここはぼくのホーム?って思ったほ…。


トラりんの前にはたくさんの人が!

そうそう、トラりんから京都土産のお菓子(京都と言えば、というやつ)をもらったんだほ。早速食べたけどはにわクッキー並みにおいしくってびっくりしたほ。京都ってやっぱりすごいほ!トラりん、ありがほー!


トラりんからお土産をもらったほ!

トラりん、初めてのトーハクをとっても楽しんでくれたみたいでうれしかったほ。


トラりんもエスカレーターに乗って「禅」展会場入口へ

特別展「禅-心をかたちに-」は11月27日(日)までの開催だほ!国宝22件・重要文化財102件、禅の名宝がトーハクにいっぱい集まった見どころ満載の展覧会、たくさんの人に来てほしいんだほ!

さて、実は次にトラりんと会えるのはもうすぐなんだほ!11月5日(土)・6日(日)に愛媛県松山市で開催される「ゆるキャラ®グランプリin愛顔のえひめ」に3人で出場するんだほ!体調万全で思いっきり楽しんでくるほ!

カテゴリ:newsトーハクくん&ユリノキちゃん2016年度の特別展

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posted by トーハクくん at 2016年10月26日 (水)

 

秋の庭園開放が始まります!

今年は10月に入っても暑い日が続き、秋の訪れは遅いのかな?と思われましたが、10月下旬になり、ようやく風も心地よい、秋らしい陽気になってきました。

トーハクでは10月25日(火)より、「秋の庭園開放」が始まります(12月4日(日)まで)。
 

庭園風景
池のほとりのベンチも設置され、準備万端です


今年も庭園内の池には、鴨が飛来しています。池に遊ぶその姿は、訪れる皆さまの目を楽しませてくれることでしょう。

鴨
元気に羽ばたく鴨たち

鴨のほか、鵜がやってくることもあります。また、白鶺鴒(ハクセキレイ)などの野鳥も多く、さえずりが響きわたります。
都心のちょっとした野鳥の楽園なのかもしれません。

鵜
時には鵜も。よいエサがあるのでしょうか


おすすめポイントは、池の対岸から見る本館。
庭園公開をしているこの時期にしか見られない、本館のうしろ姿をぜひご覧ください。

池の対岸からみる本館
普段はお目にかかれない、本館のうしろ姿です


また、由緒ある5棟の茶室も、近寄ってご覧いただけます(茶室内にはお入りいただけません)。

茶室
春とはまた違う趣の茶室(写真は春草廬)もお楽しみください


そのほか、5代将軍徳川綱吉が法隆寺に献納した五重塔や、石碑、燈籠など、庭園を散策しながら探してみてください。

庭園内にはカフェが出店しますので、作品鑑賞の合間のコーヒーブレイクにどうぞご利用ください。


今年の上野公園の紅葉予報は11月下旬とのこと。
葉が色づくにはまだ少し早いですが、自然いっぱいのトーハクの庭園で秋を感じてみてはいかがでしょうか?
 

 2015年の紅葉
昨年(2015年)の紅葉です

 

カテゴリ:news催し物

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posted by 奥田 緑(広報室) at 2016年10月24日 (月)

 

特別展「禅―心をかたちに―」開幕!

臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠諱記念 特別展「禅―心をかたちに―」が、ついに10月18日(火)に開幕しました!
開幕に先立ち、10月17日(月)に開会式・内覧会を行い、多くのお客様にご出席いただきました。


開会式には、こんなにたくさんのお客様にご出席いただきました

本展は、鎌倉時代から江戸時代にいたる日本における禅の歴史を、禅宗寺院に花開いた禅の美術で辿る展覧会です。
作品数はなんと計239件! 国宝22件、重要文化財102件を含む、禅の名宝がトーハクに集まります。


まずは禅の初祖達磨さんがお出迎え

会場は5章構成になっています。
第1章・2章では禅の歴史について、第3章では戦国武将と禅僧の関係について、それぞれ作品を通してご紹介します。


第3章 左は「織田信長像」 狩野永徳筆 安土桃山時代 天正12年(1584) 京都・大徳寺蔵
11/6(日)まで展示

第4・5章では仏像や仏画、茶の湯、水墨画、障壁画など、禅宗寺院にまつわる禅の美術をご覧いただきます。


第4章展示風景


第5章展示風景


第5章 重要文化財「南禅寺本坊小方丈障壁画のうち 群虎図」 狩野探幽筆 江戸時代 17世紀 京都・南禅寺蔵
場面替えあり。この場面は11/6(日)まで展示

なかには、禅の教えを分かりやすく示した作品や、近世禅画を代表する白隠の作品もあります。
「禅なんて難しそう…」という方も、会場を出る頃には「禅についてもっと知りたい!」と思われるのではないでしょうか。


第3章展示風景 白隠の作品が並びます

臨済・黄檗両宗15派の全面協力のもとに実現した、過去最大級の禅の展覧会です。
まさに「禅宗美術展の決定版」といえます。

また、会期中はお坊さんによる「禅トーク」や、禅語を書く「写禅語」、「尺八コンサート」など、禅を体感できるイベントが盛りだくさんです。

会期は10月18日(火)~11月27日(日)です。
*会期中、一部作品、および場面の展示替を行います。作品リストはこちらです。
この秋、トーハクで禅の美を堪能してください!

カテゴリ:news2016年度の特別展

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posted by 宮尾美奈子(広報室) at 2016年10月20日 (木)

 

特別展「茶の湯」、名碗オールスターズ勢ぞろい

名碗オールスターズ!

たとえば、絢爛豪華な唐物天目の「油滴天目(ゆてきてんもく)」、天下一の高麗茶碗ともうたわれる「大井戸茶碗 銘 喜左衛門(きざえもん)」、国焼の最高峰と名高い「志野茶碗 銘 卯花墻(うのはながき)」など国宝の茶碗。
  
左:国宝 油滴天目(大阪市立東洋陶磁美術館蔵)
中央:国宝 大井戸茶碗 銘 喜左衛門(京都・孤篷庵蔵)展示期間・・・2017年4月28日(金)~6月4日(日)
右:国宝 志野茶碗 銘 卯花墻(東京・三井記念美術館蔵)


たとえば、室町幕府8代将軍・足利義政が愛した「青磁輪花茶碗 銘 馬蝗絆(ばこうはん」、織田信長から贈られたという柴田勝家所持の「青井戸茶碗 銘 柴田」など、歴史上の著名人にゆかりある茶碗。
 
左:重要文化財 青磁輪花茶碗 銘 馬蝗絆(東京国立博物館蔵)
右:重要文化財 青井戸茶碗 銘 柴田(東京・根津美術館蔵)


たとえば、楽焼の始祖と伝わる長次郎が作った、千利休好みの「赤楽茶碗 銘 無一物(むいちもつ)」、江戸時代初期を代表する目利き、本阿弥光悦作の「黒楽茶碗 銘 時雨」など、茶の湯の歴史を作ってきた茶碗。
 
左:重要文化財 赤楽茶碗 銘 無一物(兵庫・頴川美術館蔵)展示期間・・・2017年4月11日(火)~5月7日(日)
右:重要文化財 黒楽茶碗 銘 時雨(名古屋市博物館蔵)


天下の名碗がずらり!
名碗オールスターズが奇跡の集結!
それが、来春開催の特別展「茶の湯」(2017年4月11日(火)~6月4日(日))です。


10月6日(木)に報道発表会を行い、本展の概要と見どころを紹介しました

展示作品は、茶碗だけにとどまらず、茶壺や茶入、花生、書画など、茶の湯に関わる名品の数々。
おもに室町時代から近代まで、茶の湯の美術の変遷を大規模に展観します。
「『茶の湯』を象徴するような作品が勢ぞろいします。これだけの規模でこれだけの名品が揃うのは、トーハクだからこそです!」というのは、展覧会を担当する三笠研究員のコメント。
大変貴重な機会です。

特別展「茶の湯」は、来春、2017年4月11日(火)~6月4日(日)の開催。
日ごろから茶の湯に親しんでいる方はもちろんのこと、茶の湯ビギナーさんには名品を通じて「茶の湯とは?」を知っていただける展覧会です。
どうぞご期待ください。

カテゴリ:news2017年度の特別展

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posted by 高桑那々美(広報室) at 2016年10月13日 (木)