本館 19室
2016年3月15日(火) ~ 2016年9月11日(日)
モデルとなった作品は、平安時代・12世紀に描かれたものです。今回は、絵の2か所の部分を制作当初の色を再現して描き、その手順をご説明します。最後の展示台では截金の技法に用いられる様々な材料と截金の時代別変遷をご紹介します。
制作当時の技法には不明な点もありますが、現在の状態を注意深く観察して復元したこの工程見本を通して、作品がどのように仕上がってゆくか興味をもっていただければ幸いです。
制作:平成21年度東京藝術大学学生ボランティア 京都絵美