重要文化財 厩図屏風(部分)
室町時代・16世紀 岡崎正也氏寄贈
本館 3室
2026年1月1日(木・祝) ~ 2026年2月15日(日)
平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界をご覧いただきます。
今回は、午年の正月にちなみ、六頭の繋馬と様々な風俗を描く厩図屏風と、宮廷神楽歌の現存最古の写本とされる「神歌抄」を紹介します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 重文 | 厩図屏風 | 6曲1双 | 室町時代・16世紀 | 岡崎正也氏寄贈 A-10139 | ||
| おすすめ | 重文 | 神歌抄 | 1巻 | 平安時代・10世紀 | B-2535-1 | ||
| 重文 | 催馬楽抄 | 1巻 | 平安時代・11世紀 | B-1713 | |||
| 山吹蝶鳥鏡 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | E-18320 | ||||
| 蓬莱鏡 | 1面 | 鎌倉時代・14世紀 | E-18629 |