蘭亭曲水宴堆朱長方形箱 中国 明時代・15~16世紀
東洋館 9室
2023年9月26日(火) ~ 2023年12月24日(日)
中国漆工は新石器時代にさかのぼる古い歴史をもち、その装飾技法として、塗り重ねた漆を彫刻する彫漆、貝殻を成形して器体に貼付する螺鈿、漆器に文様を彫って金箔を充填する鎗金、文様部に色漆を施して線彫りの輪郭をほどこす存星などがあります。その文様にも、山水・花鳥・楼閣人物といった絵画的文様や、唐草文が抽象的に発達した屈輪文のほか、黒漆や朱漆を塗るばかりで器形を美しく表現する無文漆器など多種多様なものがあります。今回は、人物風景図の意匠を堆朱や螺鈿で表わした明時代の漆器を展示します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 蘭亭曲水宴堆朱長方形箱 | 1合 | 中国 | 明時代・15~16世紀 | TH-462 | ||
おすすめ | 楼閣人物螺鈿食籠 | 1合 | 中国 | 明時代・15~16世紀 | TH-412 | ||
楼閣人物螺鈿座屏 | 1基 | 中国 | 明時代・15~16世紀 | TH-465 | |||
楼閣人物螺鈿厨子 | 1基 | 中国 | 明時代・16~17世紀 | TH-407 |