山水図屏風(部分)
呉春筆 江戸時代・18世紀
本館 7室
2021年11月16日(火) ~ 2021年12月25日(土)
室内を仕切ることにより場を作り出し、空間を演出する機能をもつ屏風や襖には、権力を象徴し、場を荘厳するなどの目的のために、絵が描かれたり、書が揮毫されたりしました。ここでは安土桃山時代から江戸時代の屏風を展示し、これら大画面の作品によって生み出される空間の効果を感じ取っていただきます。今回は、江戸時代の文人画の黄金期を確立した池大雅の作品に、蕪村に学んだ呉春の充実期(池田時代)の傑作「山水図屏風」や、大雅に私淑した高久靄厓の作品を加え、日本文人画の世界をお楽しみいただく展示です。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
重美 | 西園雅集図屏風 | 6曲1隻 | 高久靄厓筆 | 江戸時代・19世紀 | 個人蔵 | ||
林逋帰亭図屏風 | 6曲1双 | 池大雅筆 | 江戸時代・18世紀 | 藤森まつ子氏寄贈 A-12438 | |||
おすすめ | 山水図屏風 | 6曲1双 | 呉春筆 | 江戸時代・18世紀 | A-12371 |