緙絲茶地霊鳥文様 中国 遼時代・10世紀 田島房枝氏寄贈
東洋館 5室
2021年9月28日(火) ~ 2021年12月5日(日)
緙絲(こくし)とは、日本で言う綴織であり、その歴史は古代まで遡るとされています。経糸に対し、緯糸が色の境界に沿って折り返されるという特徴から、「通経断緯」とも称され、宋時代には技術が飛躍的に発達し、絵画的な文様を表した作品が製作されるようになりました。ここでは、織技法をわかりやすく解説するとともに、遼時代から明代の緙絲について各時代の特徴を紹介します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 緙絲 白地花卉鳥獣文様 | 1枚 | 中国 | 明時代・16~17世紀 | TI-150 | ||
おすすめ | 緙絲 茶地霊鳥文様 | 1枚 | 中国 | 遼時代・10世紀 | 田島房枝氏寄贈 TI-593 | ||
緙絲 紫地龍文様 | 1枚 | 中国 | 元時代・13~14世紀 | TI-519 | |||
緙絲 紅地牡丹龍鳳凰花鳥鹿文様 | 1枚 | 中国 | 元時代・13~14世紀 | TI-552 | |||
緙絲 黄白段花蝶鳳凰鹿文様 | 1枚 | 中国 | 元時代・13~14世紀 | TI-554 |