重要文化財 車争図屏風 狩野山楽筆 江戸時代・慶長9年(1604)
本館 7室
2020年8月12日(水) ~ 2020年9月22日(火・祝)
室内を仕切ることにより場を作り出し、空間を演出する機能をもつ屏風や襖には、権力を象徴し、場を荘厳するなどの目的のために、絵が描かれたり、書が揮毫されたりしました。ここでは安土桃山時代から江戸時代の屏風を展示し、これら大画面の作品によって生み出される空間の効果を感じ取っていただきます。今回は、重要文化財 狩野山楽「車争図屏風」をはじめ、『源氏物語』や『栄花物語』といった古来日本で親しまれてきた古典文学を題材とした物語絵画の世界を通じ、日本文化への理解を深めていただきます。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 重文 | 車争図屏風 | 4曲1隻 | 狩野山楽筆 | 江戸時代・慶長9年(1604) | A-10129 | |
栄花物語図屏風 | 6曲1双 | 土佐光祐筆 | 江戸時代・17~18世紀 | A-12182 | |||
源氏物語図屏風(初音・若菜上) | 6曲1双 | 土佐光起筆 | 江戸時代・17世紀 | A-211 |