このページの本文へ移動

中国の染織唐草文様の変遷

濃黄緑地大双竜唐草四弁花円文綾幡足（部分）　法隆寺伝来　飛鳥～奈良時代(隋～唐時代)・7～8世紀

東洋館 5室
2019年6月4日（火）～ 2019年9月1日（日）

葉や花がついた蔓を連続させた文様である唐草文様は、古くからアジア一帯で用いられてきました。中国では、隋唐時代に入ってきた唐草文様を、縦横に広がりを持たせた装飾性の高いデザインへと発展させました。染織に織り出された唐草文様を隋時代から唐時代、明時代と歴史的に追うことで、その歴史的な移り変わりや時代の流行を紹介します。

展示作品リスト 14件

	指定	名称	員数	作者・出土・伝来	時代・年代世紀	所蔵者・寄贈者・列品番号	備考
		紺地龍花唐草文様緞子紹鴎緞子	1枚	中国	明時代・15～16世紀	TI-3
		紺地龍唐草文様緞子珠光緞子	1裂	中国	明時代・15～16世紀	TI-5
		紺地龍膽唐草文様緞子道元緞子	2裂	中国	明時代・16世紀	TI-6
		萌黄地花唐草文様緞子笹蔓緞子	2裂	中国	明時代・15～16世紀	TI-14
		金地一重蔓宝相華唐草文様金襴	1枚	中国　前田家伝来	明時代・15～16世紀	TI-190-5
		萌黄地一重蔓中牡丹唐草文様金襴	1枚	中国　前田家伝来	明時代・16世紀	TI-317
おすすめ		縹地入子菱二重蔓大牡丹唐草文様金地金襴	1枚	中国　前田家伝来	明時代・15世紀	TI-320
		白地桐唐草文様金襴黒船手金襴	1枚	中国　前田家伝来	明時代・16～17世紀	TI-190-27
		萌黄地卍繋牡丹菊唐草文様金地金襴安楽庵手金襴	1枚	中国	明時代・16世紀	TI-453-5
おすすめ		濃黄緑地大双竜唐草四弁花円文綾幡足	1条	法隆寺伝来	飛鳥～奈良時代(隋～唐時代)・7～8世紀	I-336-29
		白地葡萄唐草文綾幡足	1条	法隆寺伝来	奈良時代(唐時代)・8世紀	I-336-33
おすすめ		長斑花唐草文錦襪残欠	1枚	正倉院伝来	奈良時代(唐時代)・天平勝宝2年(752)銘	I-337-157
		長斑花唐草文錦襪残欠	1枚	正倉院伝来	奈良時代(唐時代)・天平勝宝2年(752)銘	I-337-158
		緑地狩猟連珠唐草円文錦	1枚	正倉院伝来	奈良時代・8世紀	I-337-177

展示