雀の発心(部分) 室町時代~安土桃山時代・16世紀 美田悦子氏寄贈 [展示期間:9月29日(日)まで]
本館 3室
2019年8月27日(火) ~ 2019年10月6日(日)
平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界をご覧いただきます。今回は、雀の小藤太を主人公とする御伽草紙「雀の発心」や秋を詠った古筆切、大型で叙景的な文様が表されるようになった鎌倉時代の和鏡などを展示します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 雀の発心 | 1巻 | 室町時代~安土桃山時代・16世紀 | 美田悦子氏寄贈 A-12451 | ~2019年9月29日 | ||
敦忠集切 | 1幅 | 伝藤原行成筆 | 平安時代・11世紀 | B-2462 | |||
おすすめ | 古今和歌集 巻第四巻首(筋切) | 1幅 | 伝藤原佐理筆 | 平安時代・12世紀 | B-3168 | ||
和漢朗詠集巻上(久松切) | 1幅 | 伝藤原行成筆 | 平安時代・12世紀 | B-2556 | |||
和漢朗詠集切 | 1幅 | 伝世尊寺行能筆 | 鎌倉時代・13世紀 | 百瀬治氏・百瀬富美子氏寄贈 B-3465 | |||
和漢朗詠集切(雲紙本) | 1幅 | 伝寂蓮筆 | 鎌倉時代・13世紀 | 柳澤敬素氏寄贈 B-3251 | |||
新古今和歌集切 | 1幅 | 伝源俊綱筆 | 鎌倉時代・13世紀 | B-12-17 | |||
蓬莱鏡 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | E-19965 |