花籠形釣香炉(部分) 江戸時代・18世紀
本館 13室
2016年7月12日(火) ~ 2016年9月25日(日)
江戸時代、金工の技法は高度に成熟し、太平の世情や庶民文化の成熟、博物学の発展などを背景として、多種多様かつ写実的な動植物モチーフをあしらった文房具や調度品が数多く制作されました。それらは用途・機能を超えて、鑑賞性の高い巧緻な造形を志向するに至ります。自在置物はその代表です。
ここでは自在をはじめとする置物や香炉をご紹介し、江戸金工の豊かな造形表現を鑑賞いただきます。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 花籠形釣香炉 | 1基 | 江戸時代・18世紀 | E-12733 | |||
鶉香炉 | 1対 | 津村亀女作 | 江戸時代・18~19世紀 | E-13803 | |||
蟹形文鎮 | 1個 | 全龍斎寿道作 | 江戸時代・19世紀 | E-13004 | |||
亀形文鎮 | 1個 | 栗原貞乗作 | 江戸時代・19世紀 | E-13005 | |||
多宝塔 | 1基 | 飾屋八五郎作 | 江戸時代・19世紀 | E-13006 | |||
おすすめ | 自在伊勢海老置物 | 1個 | 明珍宗清作 | 江戸時代・18~19世紀 | E-20286 | ||
花車置物 | 1基 | 江戸時代・19世紀 | E-12739 | ||||
御所車置物 | 1基 | 長谷川晴定作 | 明治時代・19世紀 | 神谷傳兵衛氏寄贈 E-13405 | |||
五具足 | 1具 | 村田整珉作 | 江戸時代・19世紀 | E-13001 | |||
達磨立像 | 1躯 | 村田整珉作 | 江戸時代・19世紀 | E-13079 | |||
おすすめ | 自在龍置物 | 1個 | 明珍宗察作 | 江戸時代・正徳3年(1713) | E-20016 | ||
おすすめ | 自在鷹置物 | 1個 | 明珍清春作 | 江戸時代・18~19世紀 | E-20000 | ||
自在鯉置物 | 1個 | 明珍吉久作 | 江戸時代・19世紀 | 個人蔵 | |||
自在蟹置物 | 1個 | 江戸時代・18~19世紀 | 東京・大倉集古館蔵 | ||||
自在蟷螂置物 | 1個 | 江戸時代・18~19世紀 | 東京・大倉集古館蔵 | ||||
自在蝶置物 | 1個 | 明珍宗安作 | 江戸時代・宝暦3年(1753) | 東京・大倉集古館蔵 | |||
自在鯉置物 | 1個 | 明珍吉久作 | 江戸時代・18~19世紀 | 東京・大倉集古館蔵 | |||
自在蟷螂置物 | 1個 | 高瀬好山作 | 大正~昭和時代・20世紀 | 森山寿氏寄贈 E-20870 | |||
自在龍置物 | 1個 | 里見重義作 | 明治40年(1907) | E-13097 | |||
自在伊勢海老置物 | 1個 | 高瀬好山作 | 大正~昭和時代・20世紀 | 個人蔵 | |||
自在蛇置物 | 1個 | 宗義作 | 昭和時代・20世紀 | E-20003 |