中国の仏像
1階 1室
2013年4月2日(火) ~
2014年4月6日(日)
「東洋美術をめぐる旅」をコンセプトに、中国、朝鮮半島、東南アジア、西域、インド、エジプトなどの美術と工芸、考古遺物を展示しています。
重要文化財 菩薩立像 中国山西省長子県付近 北斉時代・天保3年(552) 根津嘉一郎氏寄贈
1階 1室
2013年4月2日(火) ~ 2014年4月6日(日)
インドから西域を通って中国に仏教が伝わったのは漢時代ですが、定着し、国家的な造営が行なわれたのは南北朝時代以降になります。その後、唐時代まで造形的に魅力のある仏像作品が生み続けられました。この部屋では中国彫刻の最盛期である南北朝時代から唐時代の仏像(石造彫刻、金銅仏など)を中心に展示します。
2階 2室
2013年1月2日(水) ~ 2013年12月23日(月・祝)
「オアシス」では、アジアの豆知識を映像や体験を通してお楽しみいただけます。オアシス2は、映像で旅の紹介をします。エジプトからインドへ商いをしながら旅する商人の旅や、三蔵法師の旅をご覧ください。
パシェリエンプタハのミイラ エジプト、テーベ出土 第22王朝・前945~前730年頃 エジプト考古庁寄贈
2階 3室
2013年3月5日(火) ~ 2013年6月2日(日)
人類最古の文明揺籃の地として知られる、エジプトと西アジアの古代美術を中心に紹介します。エジプト美術では、来館者の人気が高いミイラや彫像、西アジア美術では、イラン、イラク、シリアの彫像・土器・陶器・金属器・ガラス器などの作品を展示します。
如来頭部 アフガニスタン・ハッダ 3~5世紀
2階 3室
2013年4月9日(火) ~ 2013年10月6日(日)
1世紀ごろ初めて仏像が造られたのはパキスタンのガンダーラと中部のマトゥラーである。この部屋では仏像の初期の作例、クシャーン朝・2世紀以降のガンダーラの作品をはじめ、古代インドの仏教美術を中心に展示する。
壁画仏説法図部分 中国・ベゼクリク石窟 大谷探検隊将来品 高昌ウイグル期・10~11世紀
2階 3室
2013年4月23日(火) ~ 2013年6月23日(日)
大谷探検隊の将来品を中心にホータン、クムトラ石窟等の出土品、石窟の壁画を紹介します。トゥルファンの寺院に用いられた蓮華紋の瓦塼類とベゼクリク石窟・キジル石窟の仏説法図と敦煌壁画の模本を展示します。
石彫怪獣 伝中国河南省安陽市殷墟出土 殷時代・前13~前11世紀
3階 4室
2013年5月8日(水) ~ 2013年9月1日(日)
3階の4室から5室では、中国文明の形成と発展の過程を土器、玉器、出土文字資料、青銅器などの展示で紹介します。展示の冒頭を飾るここ「中国文明のはじまり」では、新石器時代から高い技術水準で制作されてきた土器と玉器のほか、前13世紀にまで遡る最古の漢字、甲骨文字を中心に展示します。
動物形竿頭飾 中国北辺 春秋時代・前6~前5世紀
3階 5室
2013年5月8日(水) ~ 2013年9月1日(日)
古代から唐時代にかけて中国青銅器がたどった変遷について容器を中心に紹介します。中国の青銅器は前18世紀の出現以降、重厚な容器を鋳造して先祖や神々の祭祀に用いることで発展を遂げました。前6世紀になると、金属象嵌を駆使して華麗に装飾した酒壺や、鍛造によって薄く仕上げた器などが流行。華麗あるいは軽妙に作られたこれらの容器は王侯貴族の調度品としても珍重され、祭祀用の重厚な容器に替わって次第に中国青銅器の主流を占めるようになりました。唐時代には西方の文化や仏教などの要素を採り入れた容器も作られるようになりました。
加彩舞女俑 中国 唐時代・7~8世紀 広田松繁氏寄贈
3階 5室
2013年5月8日(水) ~ 2013年9月1日(日)
戦国時代以降、中国文明が成熟していくに従い、王侯貴族は土を丘のように盛った墳墓を営み、その地下には死者の生活を支える家財の模型(明器)や人形(俑)などを大量に供えるようになりました。本展示ではとくに前漢時代から唐時代にかけての俑を取り上げ、その様式の変遷を紹介します。同時に、俑の造形に反映された各時代の流行や風習にも迫ります。
重要文化財 白磁鳳首瓶 中国 唐時代・7世紀 横河民輔氏寄贈
3階 5室
2013年5月8日(水) ~ 2013年9月1日(日)
中国唐時代から清時代に至るおよそ1300年のあいだにつくられた陶磁器を紹介します。白磁や青磁、三彩、黒釉陶、そして青花や五彩磁器等、南北各地でつくられた多種多様な陶磁器を、時代を追って展示します。今回は、横河民輔寄贈品、広田松繁寄贈品の名品を紹介します。
錦 紅地山茶花唐草文様(部分) 中国 元~明時代・13~14世紀
3階 5室
2013年3月26日(火) ~ 2013年6月9日(日)
世界的な広がりを見せる唐草文様は、中国においては、元時代から明時代における金襴・緞子・錦といった織物に織られ、そのデザインは時代を経ると共に多様化しました。明時代に中国から輸入され、茶人たちに愛好された名物裂を集めた加賀藩前田家伝来の裂を中心に、中国織物における唐草文様の展開を紹介します。
3階 6室
2013年1月2日(水) ~ 2013年12月23日(月・祝)
今日の運勢、相性占い、手相、姓名判断など、日本人にとって、現在でも占いは、とても身近なものではないでしょうか。占いは古来から、アジアの国々でも、人々の暮らしに息づいていたようです。その国の信仰、思想、天文学あるいは統計学にも基づいて、占いは発展していきました。
このコーナーでは、そんな占いの一部を皆様に体験していただこうと思います。東洋館をめぐる旅の途中に、オアシスで一息ついて、旅の行方を占ってみてください。また、あまり良い結果がでなかったとしても、がっかりしないでください。ラッキーアイテムのスタンプを用意していますので、運を良いほうに転じて、楽しい旅を続けてください。
画像石 馬車の行列/先祖の祭祀を行なう建物(部分) 中国山東省孝堂山下石祠 後漢時代・1~2世紀
4階 7室
2013年4月9日(火) ~ 2014年4月6日(日)
後漢時代(1~2世紀)の中国山東省や河南省南部等では、墓の上に祠(ほこら)を、地下には棺などを置く部屋である墓室を石で作っていました。これら祠や墓室の壁、柱、梁などの表面には、先祖を祭るために当時の世界観、故事、生活の様子などを彫刻して飾りました。画像石と呼ばれるこれらの石刻画芸術のなかでも、とくに画題が豊富で優品の多い山東省の作品を一堂に集めて展示します。
重要文化財 寒江独釣図 朱端筆 中国 明時代・16世紀
4階 8室
2013年4月9日(火) ~ 2013年5月19日(日)
中国では15世紀ごろから浙派とよばれる画派が現れました。浙派は酒に酔い、狂ったかのように激しく画面を描くことを特徴とし、見る者に独特の高揚感を与えます。やがて文人画が隆盛を見せると、浙派は見下されて「狂態邪学」と非難されるようになり、その画作は中国よりも日本に多く伝来することになりました。天真な個性や内面の激情を重んじた独特の世界観を紹介します。
麻姑仙壇碑 顔真卿筆 中国 唐時代・大暦6年(771) 高島菊次郎氏寄贈
4階 8室
2013年4月23日(火) ~ 2013年6月9日(日)
唐時代の書は、南北の書風が融合した隋の流れを受けて、目覚しい発展を遂げました。唐初に活躍した虞世南・欧陽詢・褚遂良らは、理知的で遒勁な楷法を完成し、やがて顔真卿が特異な筆法を加味しつつ雄渾な書風を創出しました。ここでは唐の四大家を中心とする書を概観するとともに、篆書・隷書の諸相などを紹介します。
鱔魚黄澄泥石長方硯 中国 青山杉雨旧蔵 清時代・17~19世紀 青山慶示氏寄贈
4階 8室
2013年4月23日(火) ~ 2013年6月9日(日)
魏晋から唐時代までの貴族文化に代わって、宋時代からは知識階級である文人が学問芸術を担うようになります。明時代以降、文人の文化は富裕な商人層にも浸 透し、筆墨硯紙はもとより、書画を清玩する空間そのものにも、洗練された趣味が求められました。宋時代以降の文化は、文人や学者の書斎を中心としてはぐく まれてきたといえます。ここでは、文人の書斎を飾る書画や文房諸具を紹介します。
朱漆稜花唾壺 中国 南宋~元時代・13~14世紀
5階 9室
2013年3月26日(火) ~ 2013年6月9日(日)
中国漆工は新石器時代にさかのぼる古い歴史をもちます。その装飾技法として、塗り重ねた漆を彫刻する彫漆、貝殻を成形して器体に貼付する螺鈿、漆器に文様 を彫って金箔を充填する鎗金、文様部に色漆を施して線彫りの輪郭をほどこす存星などがあります。その文様にも、山水・花鳥・楼閣人物といった絵画的文様 や、唐草文が抽象的に発達した屈輪文のほか、黒漆や朱漆を塗るばかりで器形を美しく表現する無文漆器など多種多様なものがあります。今回は、無文漆器・彫漆・螺鈿、および屈輪文様などの諸作品を紹介します。
七宝饕餮文卣 中国 清時代・19世紀 神谷傳兵衛氏寄贈
5階 9室
2013年3月26日(火) ~ 2013年6月9日(日)
清時代には玉器、ガラス、七宝など、さまざまな材質・技法の工芸品が作られました。それらはいずれも精緻な技巧と清雅な作風に特色があります。清時代に作られた各種の工芸品を紹介します。
重要美術品 冠 伝韓国慶尚南道出土 三国時代(加耶)・5世紀 小倉コレクション保存会寄贈
5階 10室
2013年4月2日(火) ~ 2013年9月29日(日)
朝鮮半島の青銅器時代・初期鉄器時代の作品を中心に、朝鮮半島の考古資料を展示。石製や青銅製の武器、高度な鋳造技術によって作られた獣文飾板などにより、朝鮮半島に有力者が成長していく様を紹介します。また、朝鮮半島北部に漢王朝が築いた楽浪郡において用いられた土器・緑釉陶器を展示し、土着の文化と漢文化が融合した独特の文化を紹介します。冒頭には、10室の導入として金冠を、中央には高麗時代の石棺を展示します。
太環式耳飾 朝鮮 三国時代(新羅)・6世紀 小倉コレクション保存会寄贈
5階 10室
2013年4月2日(火) ~ 2013年9月29日(日)
朝鮮半島の三国時代に、各地の有力者が覇を競った様を装身具・武器・馬具などを通じて紹介します。青銅器時代に各地に生まれた有力者たちは、北の高句麗、西南の百済、東南の新羅、南の加耶諸国(~562年)という勢力にまとまり、それらは金・銀・銅・鉄・ガラス・ヒスイなどの素材を駆使し、それぞれに地域性豊かな装身具、武器、馬具、土器、瓦などを生産しました。東洋館の新装開館の最初の展示である今回は、伝慶州金冠塚や伝昌寧郡出土の装身具の組み合わせや、梁山夫婦塚出土の馬具など、当館を代表する朝鮮考古資料を展示します。
重要美術品 馬形容器 三国時代(新羅)・5世紀 小倉コレクション保存会寄贈
5階 10室
2013年4月2日(火) ~ 2013年9月29日(日)
原三国時代から朝鮮時代までの陶磁史を紹介します。朝鮮半島では原三国時代に楽浪の影響を受けて製陶技術が発達し、三国時代には各地で覇を競う有力者の成長と相俟って、地域ごとに多様な形態の土器が作られるようになり、さらに百済・新羅では緑釉陶器も登場しました。高麗時代には中国の影響のもとに青磁の生産が始まり、やがて独自の様式が完成されます。また、朝鮮時代には粉青沙器や白磁など多様な陶磁器が焼かれました。
菩薩半跏像 朝鮮 三国時代・7世紀 小倉コレクション保存会寄贈
5階 10室
2013年1月2日(水) ~ 2013年6月23日(日)
朝鮮半島に仏教が伝わったのは、三国時代の4世紀から5世紀です。ここでは、主に三国時代から統一新羅、高麗時代の金銅仏、瓦磚、仏具を展示します。
箪笥(二層籠) 韓国慶尚南道固城郡 朝鮮時代・19世紀後半
5階 10室
2013年3月26日(火) ~ 2013年6月30日(日)
朝鮮時代の両班階級の人々の生活文化を紹介します。壁付のケースでは、文人や女性たちが身につけた衣裳のほか、文人の書斎、応接間であった舎廊房(サランバン)の様子を再現する家具や書画を展示します。また、文房具や食器、化粧道具等も展示します。
ナーガ上のガルダ カンボジア・バプーオン入口と象のテラス アンコール時代・12~13世紀 フランス極東学院交換品
地下 11室
2013年1月2日(水) ~ 2013年6月30日(日)
9世紀初頭から600年余り続いたアンコール王朝の時代には、クメール美術独特の様式が完成しました。中でも11世紀末から12世紀にかけて造られたアンコール・ワットがその最盛期になります。この部屋では11~13世紀にアンコールの寺院を飾った彫像、浮彫の建築装飾を展示します。
ハヌマーン立像 カンボジア アンコール時代・12~13世紀
地下 12室
2013年1月2日(水) ~ 2013年6月30日(日)
インドシナ半島やインドネシアではインドの影響を受けて彫像が制作されましたが、その後は独特の様式を発展させました。インドネシア、カンボジア、タイ、ミャンマーの仏教とヒンドゥー教の銅造鍍金の像を展示します。
桶形銅器 ベトナムあるいは中国南部出土 南越時代・前2世紀
地下 12室
2013年4月2日(火) ~ 2014年4月6日(日)
60万年以上前に遡る前期旧石器時代の楔形石器や、インダス文明滅亡後の前2千年紀に栄えた埋蔵銅器文化の銅器はいずれもインドから将来された希少な考古資料であり、これらの展示を通してインドの先史時代と古代の文化を紹介します。また、タイ北東部のバンチェン地方ではおもに前3~後2世紀に武器や装身具を主体とする青銅器の文化が栄えました。当館が収蔵する500点以上のバンチェン出土品から選りすぐった優品を中心に、銅鼓や桶形銅器など東南アジア各地からもたらされた多様な考古資料を一堂に集めて展示します。
黒褐釉象形容器 クメール アンコール時代・12~13世紀
敷物 白地芥子文様更紗(部分) インド北部 17世紀
地下 13室
2013年3月26日(火) ~ 2013年6月9日(日)
更紗を中心に、錦、絣などさまざまなインド染織を紹介します。インドで儀式や衣服として用いられた更紗のほか、大航海時代にイギリスやオランダの東インド会社がヨーロッパ好みにあわせて作らせ輸出した更紗、鎖国をしていた日本にもオランダ船を通してもたらされた「彦根更紗」、インドネシア・タイ・イラン向けにデザインされた輸出用更紗などを展示します。インドから発信された更紗文化の広がりをお楽しみください。
ラーダのメッセージを受け取るクリシュナ インド、マールワー派 17世紀中頃
地下 13室
2013年4月23日(火) ~ 2013年5月19日(日)
細密画は、仏教やジャイナ教の経典挿絵としてはじまり、中世インド世界で大いに流行しました。ここでは、神話をはじめ、ヒンドゥー教世界や歴史的なエピ ソードなど様々なテーマで表現された各種の細密画の中から、ムガル王朝時代の作品を中心にとりあげ、各地の流派の作品を交えて、インド細密画の魅力に迫り ます。
カヌー模型 ポリネシア、サモア諸島 20世紀初頭 田中梅吉氏寄贈
地下 13室
2013年4月9日(火) ~ 2013年7月7日(日)
南太平洋の広い範囲に共通する生活の道具を展示します。樹皮をたたいて衣服や敷物に仕立てたタパ、シャコガイの貝殻を加工して作った貝斧、主食であるイモ類やパンノキをすり潰す珊瑚石灰岩製の杵など、南太平洋の代表的な道具を通して、土地や資源の限られた島で暮らした人々の文化と豊かな知恵に迫ります。