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17世紀前半に優品が多い備前焼懐石道具の一つ。口縁の鉢を立ち上げた独創的な形で、茶人の好みが反映されています。器の表面には、焼成中に薪の灰が降りかかってできる「黄胡麻」と、丸い小物を置いて重ね焼きをした跡の「牡丹餅」がくっきりと浮かび上がっています。