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東京国立博物館等の観覧料金の改定について

東京国立博物館(以下「東博」)は、昨年2月に、全ての来館者が快適な鑑賞環境の下で豊かな文化的体験ができる博物館を目指し、来館者サービスの充実を主な内容とする「トーハク新時代プラン」(別添資料)を発表しました。 現在、東博では、同プランに基づき、展示解説の充実(多言語対応を含む)、映像等を活用した新感覚の展示の拡大、「見せる修理所」の新設、通年開放を目指した庭園の整備、休憩スペースのリニューアルなど、様々な改革に一斉に着手しています。

一方、同プランは、こうした改革プランを強力に推進しつつ、貴重なコレクションを次代の国民と世界の人々に確実に継承できる財務基盤を整備するため、「基本料金の引き上げなど、入館料の見直しを検討」することも、合わせて表明しました。 その後1年近くをかけ、外部有識者の方々から意見を聴取しながら、慎重に検討を進めた結果、平成18年以来約14年ぶりとなる観覧料金の全面的な見直しを行い、本年4月1日に以下の通り改定を行うこととさせていただきましたので、お知らせいたします。

  

  現行 改定後
一般(個人) 620円 1,000円
一般(団体) 520円 廃止
大学生(個人) 410円 500円
大学生(団体) 310円 廃止
満70歳以上 無料 無料
高校生以下及び満18歳未満 無料 無料

 

※令和2年3月31日までに総合文化展チケットを購入されて、令和2年4月1日以降に使用される場合は、料金改定の差額分を窓口にてお支払いいただきます。

※なお、年会費をいただいている各種会員制度については、利用者への周知期間を十分に確保する必要がありますので、さらに1年後の令和3年4月を目途に新料金に移行することとし、その内容は本年3月末を目途に追加して発表いたします。

 

ご説明資料(発信:独立行政法人国立文化財機構)

東京国立博物館の観覧料金改定について追加の説明(令和2年2月17日)