「東大寺正倉院」銘軒平瓦
奈良市 正倉院所用 江戸時代・天保年間(1830~1844)
平成館 考古展示室
2024年9月18日(水) ~ 2025年3月9日(日)
南都を代表する寺院である東大寺は、戦国時代に松永久秀や三好三人衆らの争いのなか主要な堂塔が焼亡したが、江戸時代半ばになって公慶上人の活躍により再興します。宝永年間の大仏殿の再建に続き、戦乱でも失われずに残った南大門や正倉院も順に整備されました。ここでは、関連する鎌倉時代の作品も取り上げつつ、そうした江戸時代の東大寺の再興と寺域整備について、主要な建物に用いられた瓦を通じて紹介します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
梵字「ア」及び「東大寺大仏殿」銘軒丸瓦 | 1個 | 奈良市 東大寺出土 | 鎌倉時代・12~13世紀 | 野村卯右衛門氏寄贈 J-24046 | |||
おすすめ | 梵字「ア」及び「東大寺大仏殿」銘軒丸瓦 | 1個 | 奈良市 東大寺出土 | 江戸時代・17~19世紀 | J-23922-4 | ||
おすすめ | 「南大門」銘軒平瓦 | 1個 | 奈良市 東大寺南大門所用 | 江戸時代・17~19世紀 | J-23922-5 | ||
丸瓦 | 1個 | 奈良市 正倉院所用 | 江戸時代・天保年間(1830~1844) | J-24210-3 | |||
おすすめ | 「東大寺正倉院」銘軒平瓦 | 1個 | 奈良市 正倉院所用 | 江戸時代・天保年間(1830~1844) | J-24210-2 |