方頭大刀 奈良県桜井市出土 奈良時代・8世紀 山本護已津氏・岡部義雄氏寄贈
平成館 考古展示室
2023年3月14日(火) ~ 2023年9月18日(月・祝)
仏教伝来以降、奈良時代になると火葬墓が天皇や有力貴族に徐々に取り入れられ、墳丘と石室構造を有する古墳から火葬墓へと遷移します。特に、中央集権的な国家の統制と官僚機構が普及するにつれ、そうした影響は墓制にも色濃く反映され、有力官人層において火葬墓が導入されました。ここで紹介するのは、官人層の火葬墓出土品と推定されるものです。他例を見ないユニークな刀装具を有する方頭大刀や、墓誌と推定される鉄板など、官僚制度の下で勃興する官人たちの一端を紹介します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 方頭大刀 | 1口 | 奈良県桜井市出土 | 奈良時代・8世紀 | 山本護已津氏・岡部義雄氏寄贈 J-8897 | ||
鉄板 | 1枚 | 奈良県桜井市出土 | 奈良時代・8世紀 | 山本護已津氏・岡部義雄氏寄贈 J-8898 |