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本図の画家は、籠の内と外の雛雀の一瞬の動きを、じつに巧みな筆により見事に表現しています。伝称筆者である宋汝志(そうじょし)は南宋末の画院画家です。幕末の狩野養川院惟信(かのうようせんいんこれのぶ)の箱書には宋汝志筆とされていますが明らかではありません。実にあいらしい描写が魅力的です。浅野家の旧蔵品。(130102_t081)
羅漢図軸
東洋館 8室
2024年6月4日(火)~2024年7月15日(月・祝)