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親と子のギャラリー 尾・しっぽ

  • 『緑釉犬 中国 後漢時代・2~3世紀 武吉道一氏寄贈』の画像

    緑釉犬 中国 後漢時代・2~3世紀 武吉道一氏寄贈

    平成館 企画展示室
    2023年4月25日(火) ~ 2023年6月4日(日)

    東京国立博物館、恩賜上野動物園、国立科学博物館が、毎年動物にちなんだ共通のテーマで取り組んできた連携企画「上野の山で動物めぐり」も、今年で16回になります。なかでも当館は、動物をあらわした作品を家族みんなで楽しめる企画として、特集「親と子のギャラリー」を開催してきました。

    今年のテーマは、「尾・しっぽ」です。みなさんは尾やしっぽと聞いて、どのようなものを思い浮かべるでしょうか?

    この特集では、第1部として哺乳類の尾・しっぽを、第2部として鳥類、爬虫類、魚類と空想上の動物の尾・しっぽを取り上げます。美術工芸品には、じつにさまざまな動物があらわされていますが、尾やしっぽという「うしろ姿」に注目する機会はほとんどありません。ネコのふさふさしたしっぽ、尾長鳥の長い尾羽、そして龍のような空想上の動物がもつ異形の尾など、尾・しっぽが、私たち人間にはないものだからこそ、そこに楽しい発見がたくさんあるのではないでしょうか。時代や地域、そして色や形、素材が異なるさまざまな作品を通じて、いっしょに尾・しっぽをみていきましょう。

    (注)「尾」と「しっぽ」、それぞれの言葉の意味に本質的な違いはありませんが、この展示では主に哺乳類には「しっぽ」、それ以外については「尾」と表記して使い分けています。
     

主な出品作品

(注)所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。

緑釉犬 中国 後漢時代・2~3世紀 武吉道一氏寄贈

 二代須賀松園作 昭和時代・20世紀

唐織 紅地籠目牡丹桜尾長鳥模様 江戸時代・18世紀

龍存星輪花盆 「大清康熙年製」銘中国 清時代・康熙年間(1662~1722)

 

パンフレット

特集「親と子のギャラリー 尾・しっぽ」パンフレットの表紙画像

特集 親と子のギャラリー 尾・しっぽ

会期中、平成館インフォメーションにて配布しています。
(注)なくなり次第、配布は終了します。
PDFをひらく4.4MB)

 

 

関連事業

2023年5月14日(日)   14時00分~15時30分   受付終了