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彫刻

如来立像　飛鳥時代・7世紀　法隆寺献納宝物

本館 11室
2013年3月19日（火）～ 2013年6月9日（日）

江戸時代以前の日本の彫刻は、寺院や神社に安置された仏像、神像、肖像で占められています。その素材は木が圧倒的に多いことが大きな特色です。飛鳥時代、奈良時代は、都のあった奈良以外の地域の作例は限られますが、平安時代以降になると仏教の普及とともに全国的に造像が展開されていきます。しかし、造形的には南北朝時代以降は衰退していきます。ここでは、平安から鎌倉時代の木彫像を中心に展示し、日本彫刻の魅力を紹介します。

展示作品リスト 13件

	指定	名称	員数	作者・出土・伝来	時代・年代世紀	所蔵者・寄贈者・列品番号	備考
おすすめ	重文	聖観音菩薩立像	1躯		平安時代・9世紀	京都・醍醐寺蔵
おすすめ		如来立像	1躯		飛鳥時代・7世紀	法隆寺献納宝物 N-193
		伎楽面　酔胡従	1面		奈良時代・8世紀	三井高大氏寄贈 C-1818
		誕生釈迦仏立像	1躯		飛鳥時代・7世紀	矢野鶴子氏寄贈 C-1856
		薬師如来立像	1躯	和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山出土	奈良時代・8世紀	北又留四郎氏他2名寄贈 E-14850
	重文	十一面観音菩薩立像	1躯		平安時代・9世紀	奈良・秋篠寺蔵
	重文	阿弥陀如来坐像及び両脇侍立像	3躯		平安時代・安元2年(1176)	埼玉・西光院蔵
	重文	阿弥陀如来坐像	1躯		平安時代・12世紀	奈良・法隆寺蔵
おすすめ	重文	広目天立像	1躯		平安時代・9世紀	福島・勝常寺蔵
おすすめ	重文	増長天立像	1躯		平安時代・9世紀	京都・仁和寺蔵
		不動明王立像	1躯		平安時代・12世紀	C-312	～2013年4月14日、2013年5月8日～
おすすめ	重文	文殊菩薩騎獅像および侍者立像	5躯	康円作　興福寺伝来	鎌倉時代・文永10年(1273)	C-1854
	重文	木造天王立像	1軀		平安時代・10世紀	滋賀・天満神社蔵	平成25年新指定　2013年4月16日～ 2013年5月6日

展示