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博物館に初もうで 犬と迎える新年

  • 『朝顔狗子図杉戸(部分) 円山応挙筆 江戸時代・天明4年(1784)』の画像

    朝顔狗子図杉戸(部分) 円山応挙筆 江戸時代・天明4年(1784)

    本館 特別1室・特別2室
    2018年1月2日(火) ~ 2018年1月28日(日)

    平成30年の干支は「戌(いぬ)」です。犬は古くから世界中で人間に飼われていた、最も身近な友達ともいえる動物で、様々な文化に影響を与えてきました。それは日本も例外ではなく、遅くとも縄文時代には犬は人間と共に生活する親しい存在でした。

    この特集は、日本人に愛されてきたかわいらしい子犬や珍しい異国の犬の造形に注目する「いぬのかたち」と、常に人と共にあった犬の文化史的な意義を追う「いぬとくらす」という2つのテーマで人間と犬とのかかわりを紹介いたします。時に世俗から離れて暮らす理想の生活のなかに、時に都市の雑踏のなかに、あるいは美女に抱えられてあらわされた犬。日本人の愛した犬のイメージとバラエティーに富んだ素材や表現による作品を通じて、そこに込められた愛情深いまなざしと共に新年を迎えます。

     

    担当研究員の一言

    私たち人間と古くからの友人である犬。この愛らしい犬たちと新たな年を迎える展示です。/末兼俊彦

 主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
 主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
朝顔狗子図杉戸 円山応挙筆 江戸時代・天明4年(1784)
洋犬図絵馬 酒井抱一筆 江戸時代・文化11年(1814) 東京・總持寺蔵
山水図 伝夏珪筆中国 南宋~元時代・13~14世紀
名所江戸百景・高輪うしまち 歌川広重筆 江戸時代・安政4年(1857)
犬を戯らす母子 鈴木春信筆 江戸時代・18世紀

関連事業

<ギャラリートーク>   博物館に初もうで 犬と迎える新年
本館 特別1室  2018年1月12日(金)   18:30 ~ 19:00   当日受付
<イベント>   博物館に初もうで
2018年1月2日(火) ~ 2018年1月28日(日)   9:30~17:00 
※ 金・土曜日は9:30~21:00