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公家の太刀・武家の太刀 -さまざまな太刀外装-

  • 『国宝 梨地螺鈿金装飾剣 平安時代・12世紀』の画像

    国宝 梨地螺鈿金装飾剣 平安時代・12世紀

    本館 14室
    2006年3月28日(火) ~ 2006年5月7日(日)

     飾剣(かざりたち)、競馬太刀、蛭巻大刀(ひるまきのたち)、兵庫鎖太刀(ひょうごぐさりのたち)、糸巻太刀(いとまきのたち)、黒漆太刀(くろうるしのたち)。いずれも今回展示する作品です。太刀の種類には、大きく分けて儀式用と実戦用のもの、公家が用いたもの、武家が身につけたものなど用途や身分による相違があり、時代による流行もありました。

      正倉院の大刀の模造をはじめ、『枕草子』の「めでたきもの」のなかにも記されている飾剣、その略装である細太刀(ほそだち)などの公家の太刀、武家が好んで用いた兵庫鎖太刀や糸巻太刀など、さまざまな形式の太刀を展示いたします。

      それぞれに異なる反りのついた姿をはじめ、鐔(つば)や金具の意匠、鞘(さや)の漆塗などの装飾も見所の1つです。

主な出品作品

*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
国宝 梨地螺鈿金装飾剣 平安時代・12世紀
国宝 銀銅蛭巻太刀 平安時代・12世紀 和歌山・丹生都比売神社蔵
関連事業

月例講演会
公家の太刀 武家の太刀 -さまざまな太刀外装-
平成館 大講堂 2006年4月22日(土) 13:30~15:00  受付終了
講師:列品室主任研究員 池田 宏
列品解説
公家の太刀 武家の太刀 -さまざまな太刀外装-
本館 14室 2006年4月11日(火) 14:00~  受付終了
講師:列品室主任研究員 池田 宏