重要文化財 宮女琴棋書画図屏風(部分) 海北友松筆 安土桃山~江戸時代・16~17世紀
本館 7室
2018年7月3日(火) ~ 2018年8月5日(日)
室内を仕切ることにより場を作り出し、空間を演出する機能をもつ屏風や襖には、権力を象徴し、場を荘厳するなどの目的のために、絵が描かれたり、書が揮毫されたりしました。ここでは安土桃山時代から江戸時代の屏風を展示し、これら大画面の作品によって生み出される空間の効果を感じ取っていただきます。今回は、平安時代以降の日本文学に多大な影響を与えた唐代の詩作「長恨歌」や、士君子の余技として尊ばれた四芸を示す「琴棋書画」などを主題とした濃彩の唐人物屏風をご紹介します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 長恨歌図屏風 | 6曲1隻 | 筆者不詳 | 江戸時代・17世紀 | A-12355 | ||
琴棋書画図屏風 | 6曲1双 | 狩野(伊川院)栄信筆 | 江戸時代・19世紀 | 植松嘉代子氏寄贈 A-11842 | |||
おすすめ | 重文 | 宮女琴棋書画図屏風 | 6曲1双 | 海北友松筆 | 安土桃山~江戸時代・16~17世紀 | A-11188 |