重要文化財 和漢朗詠集 巻下(益田本)(部分) 平安時代・11世紀
本館 3室
2018年10月30日(火) ~ 2018年12月9日(日)
平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界をご覧いただきます。今回は、職人たちが和歌を競い合う「東北院職人歌合絵巻」や、装飾料紙の古筆切などを紹介します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 重文 | 東北院職人歌合絵巻 | 1巻 | 鎌倉時代・14世紀 | A-1399 | ||
草花図(ふみみぬと) | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 松永安左エ門氏寄贈 A-10586 | ||||
おすすめ | 重文 | 和漢朗詠集 巻下(益田本) | 1巻 | 平安時代・11世紀 | B-2764 | ||
伊勢集(石山切) | 1幅 | 伝藤原公任筆 | 平安時代・12世紀 | B-1301 | |||
後拾遺和歌集(中院切) | 1幅 | 伝源実朝筆 | 平安時代・12世紀 | B-12-3 | |||
歌合切 | 1幅 | 伝藤原為氏筆 | 鎌倉時代・13世紀 | B-1389 | |||
和漢朗詠集断簡 | 1幅 | 伝光厳天皇筆 | 南北朝時代・14世紀 | B-12-23 | |||
瑞花鳥鈕八稜鏡 | 1面 | 平安時代・11~12世紀 | E-13292 |