天保2年(1831)に榛原町八滝の丘陵斜面から出土した。火葬骨を裂で包んで,これを金銅製の壷に入れ,墓誌は銅箱に納められていた。仏教の伝来と前後して入ってきた火葬による骨蔵器においても,仏舎利納置法に準じた方法で行われていたことが知られる。
- 文化財指定
- 国宝
- 員数
- 一括
- 作者
- 時代・世紀
- 飛鳥時代・慶雲4年(707)
- 制作地
- 出土地
- 奈良県宇陀市榛原区八滝 文祢麻呂墓出土
- 品質形状
- 墓誌板銅鋳製 墓誌箱銅鋳製 骨蔵器緑瑠璃製 外容器金銅製
- 法量
- 墓誌板長26.2 墓誌箱高4.8 骨蔵器高17.8 外容器高26.7
- 銘文等
- 寄贈者
- 機関管理番号
- J39201-1,J39201-2,J39202,J39203
- 分類
- 種別