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令和2年度新収品

  • 『重要文化財 法然上人絵伝(部分) 鎌倉時代・14世紀』の画像

    重要文化財 法然上人絵伝(部分) 鎌倉時代・14世紀

    平成館 企画展示室
    2021年10月5日(火) ~ 2021年10月31日(日)

    かけがえのない文化財を適切な環境で保管し、公開していくことは、博物館の大切な役目です。当館では、国立博物館として、日本のみならず、日本文化を多角的に考えるうえで重要な東洋各地も含めた、古代から近代に及ぶ、きわめて多岐にわたる質の高い文化財を保有し、広く公開しています。

    しかし、その全体を体系的に展示し、必要に応じて深めていくためには、現在の収蔵品だけでは決して充分とはいえません。そのため当館では、収蔵品の一層の充実を目指して、毎年、良質な文化財の収集を積極的に行なっております。

    昨年度には、篤志家の方々からご寄贈をいただいたもの、購入したものを含めて、数多くの文化財を新たに収集しました。いずれも日本や東洋の文化を探る上で見過ごすことのできない意義を持つものです。

    今回はこれらの中から14件の文化財を展示いたします。新収品を通じて、当館の事業の一端をご理解いただくとともに、かつての文化の息吹を伝える多様な品々の魅力をご鑑賞ください。

     

 主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
 主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
重要文化財 法然上人絵伝 鎌倉時代・14世紀
針切 伝藤原行成筆 平安時代・11~12世紀 髙木聖雨氏寄贈
グリンシン(肩衣) ワヤン人形文様経緯絣 インドネシア・バリ島・テンガナン 19~20世紀 大木俊枝氏寄贈
色絵枝垂桜図皿 鍋島 江戸時代・18世紀 米田實氏・千惠子氏寄贈