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彫刻

重要文化財　毘沙門天立像
奈良・中川寺十輪院持仏堂伝来　平安時代・応保2年(1162)頃
川端龍子氏寄贈

本館 11室
2023年9月20日（水）～ 2023年12月24日（日）

江戸時代以前の日本の彫刻は、寺院や神社に安置された仏像、神像、肖像で占められています。彫刻の造形には時代ごとに流行した作風があり、そこには当時の人々の美意識が反映されています。本館特別5室で開催される特別展「京都・南山城の仏像」に展示される京都・浄瑠璃寺阿弥陀如来坐像は、平安時代後期に流行した穏やかな作風、いわゆる定朝様（じょうちょうよう）の一例です。この部屋では、定朝様につらなる仏像とともに様々な種類の尊像を展示し、日本彫刻の魅力をご覧いただきます。

展示作品リスト 12件

	指定	名称	員数	作者・出土・伝来	時代・年代世紀	所蔵者・寄贈者・列品番号	備考
おすすめ	重文	毘沙門天立像	1軀	奈良・中川寺十輪院持仏堂伝来	平安時代・応保2年(1162)頃	川端龍子氏寄贈 C-1869
		地蔵菩薩坐像	1軀		鎌倉時代・13世紀	東京・公益財団法人常盤山文庫蔵
		日蓮聖人坐像	1軀		室町時代・15～16世紀	東京・公益財団法人常盤山文庫蔵
		慈恩大師坐像	1軀		平安時代・11～12世紀	C-340
		不動明王立像	1軀		鎌倉時代・13世紀	個人蔵
	重文	阿弥陀如来坐像	1軀	京都府船井郡京丹波町・長楽寺伝来	平安時代・久安3年(1147)	文化庁蔵
	重文	阿弥陀如来坐像	1軀		平安時代・12世紀	長野・光明寺蔵
	重文	阿弥陀如来坐像	1軀		平安時代・12世紀	奈良・法隆寺蔵
	重文	十一面観音菩薩立像	1軀		平安時代・9世紀	奈良・秋篠寺蔵
		菩薩立像	1軀	香川県大川郡丹生脇屋庵伝来	平安時代・10～11世紀	C-1620
おすすめ	重文	毘沙門天立像	1軀		平安時代・9世紀	和歌山・道成寺蔵
おすすめ	重文	文殊菩薩騎獅像および侍者立像	5軀	康円作　奈良・興福寺伝来	鎌倉時代・文永10年(1273)	C-1854

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