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特別展

特別展「工藝2020-自然と美のかたち-」

柏葉蒔絵螺鈿六角合子 室瀬和美作 平成26 年(2014) 個人蔵

表慶館 :2020年9月21日(月) ~ 2020年11月15日(日)

日本では、自然との共生による密接な精神的感性と固有の生命観が芽生えて我が国特有の工芸を発展させてきました。それは、長い歴史と文化が形成されるなかで、変化に富む地形と四季折々の気候、そして豊かな風土に育まれた自然観を要因とすることが大きいと考えられます。日本が世界に発信する芸術文化を牽引する現代の工芸を一堂に会する本展では、82名の作家らが自由な感性によって多彩な芸術表現を発揮した、優れた近年の制作品82件をご覧いただきます。連綿と継承された伝統を踏まえつつ、自然と美のかたちとの関係性を造形としたそれらは、日本人の自然への愛情や畏敬の念をもって新しい自然観が表されたものでしょう。

予告 特別展「桃山―天下人の100年」

国宝 花下遊楽図屛風(部分) 狩野長信筆 江戸時代・17世紀

平成館 特別展示室 :2020年10月6日(火) ~ 2020年11月29日(日)

政治史における安土桃山時代は、1573年の室町幕府の滅亡から1603年の江戸幕府開府までの30年間をさします。この30年間に花開いた、日本美術史上もっとも豪壮で華麗な「桃山美術」を中心に、室町時代末期から江戸時代初期にかけて移り変わる日本人の美意識を数々の名品によってご紹介します。
戦国の幕開けを象徴する鉄砲伝来が1543年、島原の乱鎮圧の翌年、ポルトガル船の入国を禁止し、鎖国が行われたのが1639年。豊臣秀吉が北条氏を滅ぼし天下統一を果たした1590年が、その100年間のほぼ中間地点といえます。安土桃山時代を中心として、日本は中世から近世へ、戦国武将が争う下剋上の時代から、江戸幕府による平和な治世へと移り変わります。本展は、室町時代末期から江戸時代初期にかけての激動の時代に生まれた美術を概観し、美術史上「桃山時代」として語られるその美術の特質を、約230件の優品によってご覧いただこうというものです。
激動の時代に、「日本人」がどう生き、どのように文化が形作られていったのか、約100年間の美術作品を一堂に集め概観することで、日本美術史のなかでも特筆される変革の時代の「心と形」を考える展覧会です。

予告 特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」

国宝 鳥獣戯画 甲巻(部分)
平安時代・12世紀
京都・高山寺蔵

平成館 特別展示室

国宝「鳥獣戯画」は、誰もが一度は目にしたことのある、日本絵画史上もっとも有名な作品の一つです。本展では、擬人化した動物たちや人びとの営みを墨一色で躍動的に描いた甲・乙・丙・丁全4巻の全場面を、会期をつうじて一挙公開するとともに、かつて4巻から分かれた断簡、さらに原本ではすでに失われた場面を留める模本の数々が集結します。あわせて本展では、秘仏として普段は拝観のかなわない重要文化財「明恵上人坐像」をはじめとした至宝によって明恵上人の魅力に迫るとともに、高山寺選りすぐりの名宝をご紹介します。

 

開催延期のお知らせ

2020年7月14日(火)から開幕予定の特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、展覧会準備を当初の予定通り行なうことが難しい状況となったため、会期を変更することにいたしました。延期後の開催日程につきましては2021年春を予定しておりますが、本展の詳しい会期や関連イベントなどの予定は、あらためてお知らせいたします。

展覧会公式サイト