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葡萄のまわりをアブが飛び、クツワムシが葉の穴から愛らしく顔をのぞかせています。墨の面を重ねて形をつくり、濃淡を変えて立体感を表しています。蔓や葉脈、虫の脚の繊細な線描も見どころ。本来は他に様々な花卉草虫を描いた画巻であった可能性もあります。