トピックス
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博物館でアジアの旅
アジアのおしゃれ- 東洋館
- 10月1日(火)~11月10日(日)
毎年恒例の「博物館でアジアの旅」。今年のテーマは「アジアのおしゃれ」です。
アジア各地の仏像や工芸品、絵画作品にみられるおしゃれな姿や、華やかな衣装や装飾品から、それぞれの時代の美や風情、遊び心を感じてみてください。-
アウラングゼーブ帝立像(あうらんぐぜーぶていりゅうぞう)
東洋館13室
ビーカーネール派 インド 18世紀後半
ムガル皇帝のファッションはとてもゴージャス。宝石で飾ったターバンやアクセサリーに目が釘づけです。
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コート 濃紺ヴェルヴェット地 花卉文様金銀糸刺繡(こーと のうこんゔぇるゔぇっとじ かきもんようきんぎんしししゅう)
東洋館13室
インド・ジャイプール マードー・シーン2世着用 19~20世紀
重厚な金属のモール糸と真珠、エメラルドなど宝石をちりばめた、マハラジャ(藩主)にふさわしい豪華なコートです。
トーハクくん
ユリノキちゃん-
三彩女子(さんさいじょし)
東洋館5室
中国 唐時代・8世紀
鈴木榮一氏寄贈
にっこり微笑む表情と白い花の模様が表されたスカートがなんとも愛らしい若い女性の像です。
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婦人頭飾断片(ふじんあたまかざりだんぺん)
東洋館3室
伝エジプト、テーベ出土
新王国時代(第18王朝)・前15世紀
古代エジプトの王妃たちはウィッグや頭飾りをつけて、高貴で華やかな雰囲気を演出しました。
(注)期間中、「博物館でアジアの旅 アジたびマップ2024」を東洋館インフォメーションで無料配布し、当館ウェブサイトでも掲載します。
(注)当館ボランティアが、東洋館のガイドツアーや構内のアジアに関連する樹木を紹介するガイドツアーなどを企画しています。
そのほか、関連イベントを予定しております。詳しくは当館ウェブサイトをご確認ください。 -
内藤礼
生まれておいで生きておいで
- 平成館企画展示室、本館特別5室、本館1階ラウンジ
- ~9月23日(月・休)(注)事前予約制です。
本展の第2会場である本館特別5室はさまざまな特別展の会場となってきましたが、自然光がそそぐ空間で作品をご覧いただくのはじつに数十年ぶりのことです。通常、古美術の展覧会では、作品保存のためコントロールされた人工の灯りのもとで展示空間をつくりますが、この会場は太陽の光のみが空間を照らします。したがって、その日の天気や来場する時間によって室内の様子がまったく違います。太陽がつくる光と影により、日々そして時々刻々と変化する「地上の生の光景」をお楽しみください。
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本展第2会場 本館特別5室 展示風景
撮影:畠山直哉
太陽の光の具合で大きく表情が変わる
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猿形土製品(さるがたどせいひん)
縄文時代(晩期)・前1000~前400年
埼玉県さいたま市 真福寺貝塚出土 土製
撮影:畠山直哉
太陽の光に照らされる猿。縄文の風景の中を歩くよう
本展はエルメス財団と共同で企画したもので、9月7日(土)から2025年1月13日(月・祝)まで銀座メゾンエルメス フォーラムで開催される同作家個展との連携企画です。
観覧料:一般1,500円、大学生1,000円
(注)東京国立博物館キャンパスメンバーズ会員の学生の方は、当日券を500円でお求めいただけます。
(注)本展は第3会場までございますので、お早目のご入場をおすすめします。