6博物館教育
博物館の活動は、展示や催し物、文化財の調査研究や保存、情報アーカイブなど、多岐にわたります。
当館の多様な活動に関わる人たちの仕事を、さまざまな角度からご紹介します。

金井裕子(かないひろこ)
教育講座室長(日本絵画)

東博大好き人間の子どもと一緒に、展覧会めぐりをするのが最近の楽しみです。

「博物館が好き」を仕事にするには?
高校生の将来進路選択の一助に!

 博物館教育課教育講座室は、さまざまな講座や学生向けの実習などを企画・運営している部署で、来館者の「もっとしりたい!」に応えるべく日々思案しています。

 今年は新企画として、博物館や文化財にかかわる仕事を希望する高校生を対象に、キャリア講座を立ち上げます。2022年秋に高校生向けの学芸員体験を試験的に実施したところ、大変好評だったために今回の実施へと繋がりました。第1回のテーマは考古学。国内外の発掘調査の様子や就職活動の実体験などをお話ししつつ、研究員と参加者が気軽に交流できる場になればと考えています。博物館や美術館に行くのが好き、でもどんな専門や選択肢があるのかわからない、という若い方の参加をお待ちしています。なお当日の様子は、後日当館のブログやSNSでもご紹介する予定です。こちらもどうぞお楽しみに。

2022年10月実施
「きて・みて・さわって! 高校生のための学芸員体験」の様子

(注)今年度は作品の取り扱い講座の実施は予定していません。

  • 屛風(複製)鑑賞と取り扱い体験(応挙館)

  • 解説パネル製作ワークショップ(みどりのライオン)