東博のお仕事
5国際交流
博物館の活動は、展示や催し物、文化財の調査研究や保存、情報アーカイブなど、多岐にわたります。
当館の多様な活動に関わる人たちの仕事を、さまざまな角度からご紹介します。
当館の多様な活動に関わる人たちの仕事を、さまざまな角度からご紹介します。
MOU締結により
博物館における国際交流は
持続的な連携・協力が可能になる
博物館における国際交流は
持続的な連携・協力が可能になる
当館はこれまで展覧会や人的交流を通じて、国外の博物館・美術館と協力し、日本の優れた伝統文化や美術を海外に紹介してきました。昨年、「東京国立博物館2038ビジョン」(『東京国立博物館ニュース』2025年3-5月号に掲載)のなかで「日本と世界をつなげる博物館」という方針を掲げ、博物館における国際交流のビジョンを明確にし、海外の文化機関との連携・協力をさらに進めることにしました。そこで、これまで交流実績のある海外の博物館・美術館を中心に、14の文化機関(2025年3月現在)と新たな学術・文化交流および協力に関する覚書(MOU)を締結しました。従来培ってきた研究員同士のネットワークを大切にしながら、将来にわたって持続可能かつ組織的な協力体制を構築しました。
今年は、MOUを締結した文化機関を中心に、さまざまな交流を進めていきます。
-
アメリカ・国立アジア美術館 チェイス・ロビンソン館長と当館 藤原誠とのMOU締結(2024年4月22日)
-
中国・上海博物館陶磁研究部馮澤洲副研究館員による学術交流発表会を行いました(2025年3月5日)