東京国立博物館メールマガジン

2022年9月20日(火)No.889:「博物館でアジアの旅 アジア大発見!」はじまります

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ご入館に際しては事前予約不要です。(9月20日現在)
※混雑時は入場をお待ちいただく可能性があります。

1. 創立150年記念事業

日中国交正常化50周年
特集「中国書画精華ー宋代書画とその広がりー」

東洋館8室 9月21日(水)~11月13日(日)


重要文化財 五龍図巻(ごりゅうずかん)(部分)
伝陳容筆 中国 南宋時代・13世紀
(9月21日(水)~10月16日(日)まで展示)

日中国交正常化50周年、当館創立150年にあたる本年は、当館所蔵・寄託の中国書画コレクションのなかでも、古くから日本と中国で古典として特に愛されてきた宋時代の作品に焦点をあててご紹介します。

特集「再発見!大谷探検隊とたどる古代裂の旅」

東洋館5室 9月21日(水)~12月4日(日)

幡 淡茶地花文夾纈平絹・淡茶地平絹縫い合わせ(ばん うすちゃじかもんきょうけちへいけん・うすちゃじへいけんぬいあわせ)
吐蕃~曹氏帰義軍期敦煌・8~10世紀 中国・敦煌莫高窟 大谷探検隊将来品

多彩な染織を通して、ユーラシア大陸の東西をつなぐ要所として発展した敦煌、トルファンの文化を示しながら、大谷探検隊によって発見された古代裂の旅をたどります。

2. 【展示替え情報】総合文化展 注目作品

9月21日(水)から

考古
平成館 考古展示室 9月21日(水) ~2023年3月12日(日)

重要文化財 御笠団印(みかさだんいん)
奈良時代・8世紀 福岡県太宰府市国分出土

向かって左上から「御笠」と「団印」の4文字が、篆書(てんしょ)とよばれる中国の古い書体で表されています。御笠団とは筑前国(ちくぜんのくに)に属していた軍団であり、この印は、御笠団が公式の文書などに使ったものと考えられます。

9月27日(火)から

浮世絵と衣装―江戸(浮世絵)
本館10室 9月27日(火)~10月23日(日)


重要美術品 東扇・初代中村仲蔵(あずまおうぎ しょだいなかむらなかぞう)
勝川春章筆 江戸時代・18世紀

勝川春章(かつかわしゅんしょう)による、綿絵とよばれる多色摺りの浮世絵版画です。「東扇」というシリーズは、扇形の画面を切り抜いて扇子に仕立てたり、屛風や襖に貼って飾ったりできる、ペーパークラフトのようなブロマイドでした。

3. イベント

博物館でアジアの旅 アジア大発見!

東洋館   9月21日(水)~10月16日(日) 

今年で9回目を迎える秋の恒例企画「博物館でアジアの旅」を開催します。今年のテーマは「発見」です。作品の研究により新たに発見されたことや、探検隊が発見したものなど、さまざまな角度からとらえた「発見」をご紹介します。

4. 新作動画のご紹介

「知られざるチベット仏教の美術」動画を公開しました

【オンラインギャラリートーク】8月「知られざるチベット仏教の美術」

研究員 西木政統(日本彫刻)

西木研究員によるオンラインギャラリートーク「知られざるチベット仏教の美術」を公開しました。

ヒマラヤの北側に広がるチベットは、特色ある仏教文化で知られます。日本では触れる機会の少ないチベット仏教の美術について、館蔵品をもとにご紹介します。

5. トーハクからのお知らせ

休館日、閉室のお知らせ

〇9月の休館日は20、26日です。10月の休館日は3、11、17、24、31日です。

〇本館特別3室「日本美術のとびら」は、東京国立博物館創立150年記念特別企画「未来の博物館」(会期:10月18日(火)~12月11日(日))実施のため、2023年1月1日(日・祝)まで閉室しています。

〇その他、最新情報はウェブサイトをご覧ください。

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