創立150年記念事業

展示

日中国交正常化50周年
中国書画精華―宋代書画とその広がり―

2022年9月21日(水) ~ 2022年11月13日(日)

東洋館8室

展示概要

東洋館8室で毎年秋の恒例企画となっている、中国書画の名品展を開催します。
開館150周年にあたる本年は、当館所蔵・寄託の中国書画コレクションの白眉といえる宋時代の作品に注目し、その重要性を物語る後世の関連作品とともに紹介します。

現在日本に所蔵される宋代書画は、伝来が室町時代に遡る「古渡」と、清朝崩壊前後の近代に流入した「新渡」が混在します。
日本における宋代書画の受容の変遷、価値の再発見にも配慮し、展示します。

おすすめ作品

行書王史二氏墓誌銘稿巻(部分)
黄庭堅筆 中国
北宋時代・11世紀
(~ 2022年10月16日まで展示)

行書三帖巻(部分)
米芾筆 中国
北宋時代・11~12世紀
(2022年10月18日~ 展示)

重要美術品 五馬図巻(部分)
李公麟筆 中国
北宋時代・11世紀
(2022年10月18日~ 展示)