2020年2月25日(火) No.830:日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」は3月8日(日)まで!

東京国立博物館では、新型コロナウイルス感染症につきまして、引き続き政府等関係機関から最新情報の収集に努めるとともに、感染予防、拡散防止に細心の注意を払い、対応させていただきます。 詳しくは、当館ウェブサイトのお知らせ欄をご覧ください。

1. 【展示替え情報】総合文化展 注目作品

2月26日(水)から

特集「おひなさまと日本の人形」 本館14室 2月26日(水)~3月22日(日)

雛人形および雛道具(ひなにんぎょう ひなどうぐ) 江戸時代・安政7年(1860)ほか 前川富士子氏寄贈

トーハク春の恒例となった雛祭りの展示です。今回は雛人形や衣裳人形の数々とともに、江戸時代に江戸の地でつくられた雛飾りに焦点を当てます。なかでも前川家伝来の雛祭りは、安政7年(1860)に誂えたことが明らかな基準作です。その特徴は、雛人形が京都製であるのに対し、雛道具が江戸の地で作られたことにあります。極めて精緻な雛道具の数々は、江戸における雛道具の工芸的な完成を示す好例です。

3月3日(火)から

中国の陶磁 東洋館5室 3月3日(火)~7月5日(日)

青花人物文長方合子(せいかじんぶつもんちょうほうごうす) 中国・景徳鎮窯 「大明万暦年製」銘  明時代・万暦年間(1573~1620年)

被せ蓋形式の長方合子です。素地の厚さが1cm近くもあって、かなり重量があります。各面に配された人物文はどこか滑稽で愛嬌がある一方、青花の発色は清々しく、濃淡をいかした巧みな表現は、万暦年間の青花磁器のなかでも秀逸といえます。

2. 特別展・特別企画 ほか

日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」

平成館 特別展示室 3月8日(日)まで

会期も残すところ約2週間となった本展。後期展示では、熱田神宮に伝わる重要文化財「日本書紀 巻二」や、出雲大社所蔵の国宝「秋野鹿蒔絵手箱」などご覧いただけます。「秋野鹿蒔絵手箱」に描かれた可愛い小鳥たちが、ポスターやチラシにも登場していること、お気づきでしたか?
2020年は『日本書紀』が編纂されてちょうど1300年という記念すべき年。そんな今こそ、本展に集結した出雲(島根県)と大和(奈良県)の名品をお見逃しなく!

3. トーハクからのお知らせ

催し物の中止について

新型コロナウイルス感染予防・拡散防止のため、一部の催し物を中止とさせていただきます。中止の催し物についてはウェブサイトでご確認ください。

休館・開館・閉室のお知らせ

〇本館1階19室は、新型コロナウイルス感染予防・拡散防止のため、当面のあいだ閉室します。

〇本館1階13室と17室は、展示環境改善のため以下の通り閉室します。
13室閉室期間:~2020年3月9日(月)
17室閉室期間:2020年4月1日(水)~6月30日(火)

〇3月の休館日は、2、9、16、23日です。

〇表慶館は特別展・イベント開催時を除き、休館しています。

東京国立博物館等の観覧料金の改定について

2020年4月1日に総合文化展料金を改定いたします。

〈冬木小袖〉修理プロジェクトについて

東京国立博物館と文化財活用センターは〈冬木小袖〉を修理するために、皆さまのご寄附を集めるプロジェクトを立ち上げました。

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