東京国立博物館メールマガジン

 

2024年4月22日(月)No.930:新作動画「武器を象る祭りの道具―弥生時代の武器形青銅器―」を公開しました!

総合文化展は毎週金曜日と土曜日、19時まで開館しています。(入館は閉館の30分前まで)
(注)黒田記念館は17時閉館です。
(注)特別展の開館時間は、別途ご確認ください。(特別展ページへ移動

1. 【展示替え情報】総合文化展 注目作品

   

4月23日(火)から

武士の装い―平安~江戸
本館5・6室 4月23日(火)~7月15日(月・祝)

白糸威二枚胴具足(しろいとおどしにまいどうぐそく)
江戸時代・17世紀 徳川義寛氏寄贈

徳川家康の九男で、尾張徳川家を興した徳川義直が大坂の陣で用いたと伝わるものです。兜は中国の役人がかぶる冠のような奇抜な形をしており、儒学に通じた義直の一面をうかがわせます。

中国の陶磁
東洋館5室  4月23日(火)~8月25日(日)

白釉黒地白花牡丹文枕(はくゆうくろじはくかぼたんもんまくら)
中国・磁州窯 北宋時代・12世紀 横河民輔氏寄贈

頭をのせる部分は僧のもつ仏具である如意(にょい)をかたどっており、「意の如く」夢をかなえるという吉祥の意味が込められた作品です。白土の上に黒土をかけ、黒の部分を削り落とす「搔落し」という技法で牡丹があらわされています。

2. 新作動画のご紹介

   

「武器を象る祭りの道具―弥生時代の武器形青銅器―」動画を公開しました

【オンラインギャラリートーク】3月「武器を象る祭りの道具―弥生時代の武器形青銅器―」

研究員 菊池望(日本考古)

弥生時代の青銅器のうち、祭りの道具として作られたもの、特に武器の形を模して作られた祭器「武器形青銅器」についてご紹介します。
【関連展示】
弥生時代の祭りの道具―銅矛、銅剣、銅戈と銅鐸―
平成館考古展示室にて、9月1日(日)まで展示
(注)作品情報・展示期間は、動画の概要欄をご覧ください。

3. 催し物のご紹介

   

VR作品「洛中洛外図屛風 舟木本」上映中!

東洋館 TNM&TOPPAN ミュージアムシアター
7月15日(月・祝)まで  (毎週 水・木・金・土・日・祝)
(注)4月30日(火)も上演します

滋賀県の舟木家に伝来し、現在は東京国立博物館が所蔵する国宝「洛中洛外図屛風(舟木本)」。祇園祭のにぎわいから広がる400年前の京の世界を、高精細に再現されたバーチャルリアリティでのぞいてみませんか。

4. お知らせ

〇4月30日(火)は、総合文化展、特別展「法然と極楽浄土」ともに開館します。
〇5月の休館日は、7日、13日、20日、27日です。

〇その他、最新情報はウェブサイトをご覧ください。

東京国立博物館ニュース 2024年3・4・5月号の表紙

東京国立博物館ニュース
2024年3・4・5月号

表紙の名品

「金龍山桜花見」

  • 建立900年 特別展「中尊寺金色堂」
  • 特別展「法然と極楽浄土」
  • 「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」
  • 創建1200年記念 特別展「神護寺―空海と真言密教のはじまり」
  • 令和6年度の総合文化展

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