東京国立博物館メールマガジン

 

2024年4月8日(月)No.929:4月16日(火)から特別展「法然と極楽浄土」が開幕!

総合文化展は毎週金曜日と土曜日、19時まで開館しています。(入館は閉館の30分前まで)
(注)黒田記念館は17時閉館です。
(注)特別展の開館時間は、別途ご確認ください。(特別展ページへ移動

1. 【展示替え情報】総合文化展 注目作品

   

4月9日(火)から

彫刻
本館11室  4月9日(火)~7月7日(日)

重要文化財 不動明王立像(ふどうみょうおうりゅうぞう)
平安時代・11世紀

右手には人々の煩悩を切り裂く剣を、左手には人々を救い上げるための「羂索」(けんさく)というロープを持っています。巻き髪で左肩に結わえた髪を垂らし、左目を細くし、唇の上下に牙を出す姿は、9世紀末に成立し、その後も流行した不動明王のスタイルです。

   

4月16日(火)から

浮世絵と衣装―江戸(浮世絵)
本館10室 4月16日(火)~5月12日(日)

見立桃園三傑図(みたてとうえんさんけつず)
蹄斎北馬筆 江戸時代・19世紀

三国志の英雄、劉備(りゅうび)、関羽(かんう)、張飛(ちょうひ)を遊女と二人の芸者に見立てた作品です。北馬は葛飾北斎の弟子で、肉筆の美人画を多く手がけました。江戸時代後期の日本では、三国志の物語が大流行し浮世絵に多く取り上げられました。

2. 特別展

   

特別展「法然と極楽浄土」

平成館 特別展示室
4月16日(火)~6月9日(日)

特別展「法然と極楽浄土」バナー

今年、浄土宗開宗850年を迎えることを機に、法然による浄土宗の立教開宗から、弟子たちによる諸派の創設と教義の確立、徳川将軍家の帰依(きえ)によって大きく発展を遂げるまでの浄土宗の歴史を、全国の浄土宗諸寺院等が所蔵する国宝、重要文化財を含む貴重な名宝によってたどります。

3. 新作動画のご紹介

   

「浮世絵 ―季節と暮らしを描く―」動画を公開しました

【オンラインギャラリートーク】2月「浮世絵―季節と暮らしを描く―」

研究員 村瀬可奈(日本絵画)

四季折々の風景や人々の日常を描いてきた浮世絵。今回は冬をテーマにした美人画や風景画のなかから、浮世絵師たちの表現や技法をご紹介します。
(注)本動画内でご紹介している作品は、参考作品も含め現在展示しておりません。

4. お知らせ

   

休館情報

〇4月の休館日は、15日、22日です。
〇4月30日(火)は、総合文化展、特別展「法然と極楽浄土」ともに開館します。

〇その他、最新情報はウェブサイトをご覧ください。

東京国立博物館ニュース 2024年3・4・5月号の表紙

東京国立博物館ニュース
2024年3・4・5月号

表紙の名品

「金龍山桜花見」

  • 建立900年 特別展「中尊寺金色堂」
  • 特別展「法然と極楽浄土」
  • 「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」
  • 創建1200年記念 特別展「神護寺―空海と真言密教のはじまり」
  • 令和6年度の総合文化展

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