東京国立博物館メールマガジン

 

2024年3月25日(月)No.928:特集「行道面 ほとけを演じるための仮面」がはじまります!

総合文化展、特別展「中尊寺金色堂」ともに毎週金曜日と土曜日、19時まで開館しています。(入館は閉館の30分前まで)
(注)黒田記念館は17時閉館です。

1. 【展示替え情報】総合文化展 注目作品

   

3月26日(火)から

黒田記念館 特別室
3月26日(火)~4月7日(日)

読書(どくしょ)
黒田清輝筆 明治24年(1891)

フランス留学中に滞在したパリ近郊の農村グレー・シュル・ロアンにて、恋仲であったマリア・ビョーをモデルに約2か月をかけて制作されました。黒田の師であるラファエル・コランの勧めもあり、1891年のサロンに出品、初入選を果たした記念碑的作品です。

   

4月2日(火)から

清時代の工芸
東洋館9室 4月2日(火)~6月30日(日)

色ガラス燭台(いろがらすしょくだい)
「乾隆年製」銘 中国 清時代・乾隆年間(1736~1795年)

さまざまな色ガラスを積み重ねて作られた燭台です。中国のガラス工芸は、西洋の製造技術を学習して発達し、乾隆帝の時代に絶頂期を迎えました。胴と裾に、白ガラスの上に赤いガラスで文字をレリーフのように表した独特の手法もみられます。

2. 特集

   

行道面 ほとけを演じるための仮面

本館14室
4月2日(火)~ 5月26日(日)

重要文化財 行道面 持国天
鎌倉時代・14世紀 和歌山・丹生都比売神社伝来

日本では世界に類を見ないほど多種多様な仮面がつくられ、古い仮面が多く伝わっています。本特集では、寺院の儀式で使用された仮面をご紹介します。

3. 新作動画のご紹介

   

「博物館に初もうで 謹賀辰年 年の初めの龍づくし」動画を公開しました

【オンラインギャラリートーク】1月「博物館に初もうで 謹賀辰年 年の初めの龍づくし」

【右】研究員 児島大輔(日本・東洋彫刻)
【左】教育講座室アソシエイトフェロー 山本桃子

恒例のお正月企画、「博物館に初もうで」(会期は終了しました)。辰年の今年は、龍をモチーフとした作品を選りすぐりました。龍のもつ凄みと造形の繊細さをお楽しみいただける作品をご紹介します。
(注)本動画でご紹介している作品は現在展示しておりません。

4. お知らせ

   

休館・開室情報

〇4月の休館日は、1日、8日、15日、22日です。
〇4月30日(火)は、総合文化展、特別展「法然と極楽浄土」ともに開館します。

〇その他、最新情報はウェブサイトをご覧ください。

東京国立博物館ニュース 2024年3・4・5月号の表紙

東京国立博物館ニュース
2024年3・4・5月号

表紙の名品

「金龍山桜花見」

  • 建立900年 特別展「中尊寺金色堂」
  • 特別展「法然と極楽浄土」
  • 「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」
  • 創建1200年記念 特別展「神護寺―空海と真言密教のはじまり」
  • 令和6年度の総合文化展

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