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2023年1月10日(火)No.897:特別企画「大安寺の仏像」開催中

ご入館に際しては事前予約不要です。(1月10日現在)
混雑時は入場をお待ちいただく可能性があります。

1.創立150年記念事業

特集 近世能狂言面名品選-「天下一」号を授かった面打-

本館14室 ~2月26日(日)

能面 平太(のうめん へいた)
「天下一是閑」焼印
安土桃山~江戸時代・16~17世紀

「天下一」号とは、安土桃山時代から江戸時代前期、鋳物師(いもじ)、陶工、面打(能面の作者)などの名手に朝廷や幕府から授けられた称号です。

本特集では、文禄2年(1593)から天和2年(1682)までの89年の間に「天下一」号を授かった、7人の面打の名が記された作品を展示します。

2. 特別企画

特別企画「大安寺の仏像」

本館11室  ~3月19日(日)

特別企画「大安寺の仏像」バナー画像

奈良・大安寺は、日本で最初に国家によって造営された寺院で、奈良時代には多くの来日僧が住む国際色豊かな環境でした。また、現存作例が少ない、奈良時代の貴重な木彫像が伝わっています。

これらの仏像のほか、同寺出土の瓦(当館所蔵)などもあわせて展示し、日本仏教の源流ともいうべき大安寺の歴史をご紹介します。

3.【展示替え情報】総合文化展 注目作品

1月11日(水)から

法隆寺献納宝物 書跡・染織
法隆寺宝物館第6室 1月11日(水)~2月12日(日)


重要文化財 梵本心経並びに尊勝陀羅尼(ぼんぽんしんぎょうならびにそんしょうだらに)
後グプタ時代・7~8世紀

古代インドで紙本が定着する以前に盛行した、ターラ樹の葉(貝葉 ばいよう)を用いた写本です。「般若心経」と「仏頂尊勝陀羅尼」を梵字で記しています。

貝葉経の中でも、最古の部類に属するものとして重要な作品です。

1月17日(火)から

陶磁
本館13室 1月17日(火)~4月16日(日)

色絵鳳凰柘榴文水注(いろえほうおうざくろもんすいちゅう)
伊万里(柿右衛門様式) 江戸時代・17世紀

柿右衛門様式は輸出向け磁器生産のなかで発展し、優雅な絵付けがヨーロッパを魅了しました。

本作品は、中国の景徳鎮窯(けいとくちんよう)の作を手本としながら、形や文様の配し方が日本的です。

4. 催し物のご紹介

VR作品「鳥獣戯画 超入門!」上映中

東洋館 TNM&TOPPAN ミュージアムシアター

~3月5日(日)  (毎週 水・木・金・土・日・祝)

VR作品「鳥獣戯画 超入門!」バナー画像

甲・乙・丙・丁の4巻からなる国宝「鳥獣戯画」のうち、主に甲巻にスポットを当て、動物たちが生き生きと遊ぶ本作品の魅力を、わかりやすく解説します。

5.トーハクからのお知らせ

休館等のお知らせ

〇1月の休館日は、10日、16日、23日、30日です。
〇1月4日より、資料館の開館時間が9時30分~17時00分となりました。事前予約は不要です(貴重書・マイクロフィルム閲覧には事前予約が必要)。室内の人数制限は引き続き行います。
〇2月7日(火)は、設備保守点検のため休館します。

〇その他、最新情報はウェブサイトをご覧ください。

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