12月1日(土)・と2日(日)にトーハクボランティアデーを開催します。
この2日間、東京国立博物館のボランティアによるさまざまなイベントがあります。
ボランティアと一緒にトーハクを楽しみたい方、ボランティア活動に興味がある方、ぜひご来館ください。
そもそもトーハクボランティアって?
トーハクボランティアは、約150人、3年間の任期で活動しています。
年齢は10代から70代後半まで、それぞれの興味や関心もさまざまです。
そんな中でも大切な共通点があります。
それは、みんなトーハクが大好きなこと!
そして、来館者の皆様にも楽しんでいただきたいと思っていることです。

どんな活動をしているの?
本館入り口や、平成館への渡り通路付近などで、腕章をつけたボランティアを見かけたことはありませんか?
来館される方たちが迷わないよう、また、より充実した時間が過ごせるようにご案内しています。
また、本館19室のみどりのライオンや、東洋館オアシスなどの体験コーナーで、皆さんに楽しんでいただこうと、お声がけやサポートをしています。
そのほかにも、講演会やワークショップ、スクールプログラムなどのサポート、ボランティアのクラブ活動にあたるガイドツアーなども行っています。

ボランティアデーはどんなイベントがあるの?
ボランティアデーでは、クラブ活動にあたる「自主企画グループ」も大活躍します。
ある分野を好きなボランティア同士が集まり、自分たちで勉強会をし、ガイドツアーなどを行います。
現在16グループが活動し、そのほとんどが、ボランティアデーに参加します。
各展示館のハイライトや分野別のガイド、樹木やたてもの、庭園茶室ツアーなどの屋外でのガイドのほか、お茶会やワークショップなどもあります。
どれも初めての方にもわかりやすく、お気軽にご参加いただける内容でお楽しみいただけます。
2日間にわたって、さまざまなガイドツアーがあるので、ぜひ、お好きなガイドに、いくつでも参加してみてください。
※一部、当日先着順の定員制や、事前申込制のイベントがあります

ボランティアデーだけの「活動紹介ツアー」
興味はあるけれど、私でもできるかな、どんなやりがいがあるのかな、もう少し具体的に活動を知りたいと思っている方は、ぜひ、この日だけの「活動紹介ツアー」にもご参加ください。
ボランティア活動を行っている場所をめぐりながら、ボランティアが活動内容をご紹介するツアーです。
お客様からどんな質問があるのか、どんな準備をしたほうがよいのか、ボランティア活動を始めてどんなことを感じているかなど、具体的に聞くことができます。
少人数でめぐりますので、和気あいあいとした雰囲気で、気軽に質問もすることができます。
現役ボランティアの本音を聞いて、応募前に、不安を解消することができます。

平成31年度ボランティア募集中
ボランティアデーでは、平成31年4月から3年間活動する、新規ボランティアの募集説明会も行います。
活動の内容や応募の注意点を職員がお話します。
これから応募を考えている方は、あわせてご参加ください。
応募にはこちらの募集案内をお読みの上、郵送でご応募ください。
応募期間は12月10日(月)~平成31年1月10日(木)までです。
ボランティアのお祭りのような、にぎやかな2日間です。
初冬のひととき、ボランティアデーのトーハクで楽しんでみませんか?
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posted by 鈴木みどり(ボランティア室長) at 2018年11月26日 (月)
幼稚園や学校は夏休み。
絵をかいたり、何かを作ったりするのが大好きな子どもたち。
不思議なものや歴史に興味津々の子どもたち。
まだ博物館デビュー前の子どもたち。
子どもたちみんなのために、今年もトーハクキッズデーを開催します!

トーハクには、たからものがいっぱい。
どれも昔の人が、つくったり、つかったりしたものです。
地面の中から発掘されたもの、あの歴史上の人物がつかっていたもの。
何につかうのか想像もつかないようなもの。なんだかとっても立派で豪華なもの。
こんなたからものを、みんなで一緒に楽しむのがキッズデー。
「これは何?」「いったいどこをみればいいの?」
ギャラリートークでは、みんなにたからもののことをお話しします。

去年のキッズデーのギャラリートーク
仏像のポーズにこめられたメッセージとは?
子どもたちが大好きな絵本。
たとえば「ぶんぶく茶釜」。かわいいたぬきが化けた「茶釜」ってみたことありますか?
トーハクでみることができますよ!
絵本に関連する作品の前で行う、トーハクならではの読み聞かせは新企画。
美術や歴史も楽しいけれど、音楽も楽しい!
楽器についても知ることができる、子どものためのコンサートです。

日本の楽器のコンサート
和太鼓の体験コーナーも大人気!
大人気勾玉つくり(当日先着順。詳細はこちら)、トーハクの名品をデザインした、団扇型のオリジナルぬりえや、アプリをつかった見学など、キッズ向けイベントが盛りだくさん。

ぬり絵はみんな大好き!
豪華な100色色鉛筆で集中して塗っています
最後に、お父さん、お母さん。保護者の皆さん。
子どもがぐずったら・・・と思うと、不安になってしまうかもしれません。
どこでご飯を食べよう、授乳はできるのかしら。いろんな心配をしますよね。
でも、キッズデーは子どものためのとくべつな一日。
キッズコーナーもあります。離乳食やミルクのためのレンジ、お湯と飲食可能スペース、授乳スペース、キッズマットの上で遊べるスペースもご用意しました。
大丈夫です。ぜひ来てください。
NHK Eテレ「びじゅチューン!」で歌になったトーハク所蔵作品の複製や映像を使った体験型展示「親と子のギャラリー トーハク×びじゅチューン! なりきり日本美術館」も開催中!
キーワードは「なりきり」。絵の中の人物や、絵を描いた人になりきってびじゅつの中で遊ぼう!
お友達や家族でお出かけした博物館ってすてきなところ。
大人の方にも、子どもたちにも、そう思ってもらえたらうれしいです。
では、8月5日(日)、トーハクでお待ちしています!
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posted by 川岸瀬里(教育普及室) at 2018年07月31日 (火)

昨年夏に平成館前庭にて開催し大好評をいただいたビアガーデン企画、「トーハク BEER NIGHT!」。
今年は会場を本館前庭に移し、NIGHT!といいながら9:30からスタート(※)など、よりパワーアップして盛り沢山の内容で開催します。
※アルコールの提供は16:00~

「トーハク BEER NIGHT!」昨年の様子
どのあたりがパワーアップしたのかと言うと…
パワーアップポイント(1)
広くなった会場!
昨年は時間帯によっては席がいっぱいになり、お入りいただけない状況にもなりましたが、今年は本館前の広大な空間にテーブル席を設けます。
でも、テーブル席が埋まってしまったら...
ご安心ください、芝生エリアでレジャーシートを敷いて楽しんでいただけます!
レジャーシートは今回のために特別に作成したトーハクオリジナルデザインです。
当日は生ビール販売店舗にてビールと一緒にお買い求めいただけます(※)。
広報大使のトーハクくんとユリノキちゃんがデザインされたシックなレジャーシート、ぜひお買い求めを!
※販売開始は16:00~。レジャーシートは指定された場所でのみお使いください。

新作のトーハクくん&ユリノキちゃんレジャーシート(900mm×600mm) 500円(税込)
パワーアップポイント(2)
豊富なメニュー!!
日替わりキッチンカーを昨年の4店舗から6店舗に増やします。
ビールにぴったりの世界各国のバラエティに富んだお料理をお楽しみいただけます!

出店料理の例(写真はイメージです)
現在開催中の特別展「縄文―1万年の美の鼓動」(2018年7月3日(火)~9月2日(日))では、縄文の国宝6件すべてが史上初めて集結します(「縄文のビーナス」「仮面の女神」の展示は7月31日〈火〉~)。
それにちなみ、各キッチンカーでは国宝6件の出土地域(北海道、青森県、山形県、新潟県、長野県〈2件〉)のクラフトビール6種類を各日、各種50本限定で販売します。しかもクラフトビール購入者には特別展オリジナルグッズの「火焰型土器紙コップ」を1本につき1個プレゼント!

火焰型土器紙コップ
パワーアップポイント(3)
縄文展特設ショップが出張販売!!!
さらに、充実したグッズが話題沸騰中の特別展「縄文」ですが、その中から夏にオススメのアイテムを取り扱う特設ショップがBEER NIGHT会場に登場!(※)
日が落ちてもまだまだ蒸し暑いこの時期、例えば汗拭き用に土偶パペットタオルなどはいかがでしょうか。
※販売開始は16:00~

土偶パペットポーチ 2000円(税込)
特設ショップには土偶折り紙ブースも出展。
大きな土偶折り紙で、原寸大の土偶を折ったりお面を無料で作ったりできます。折り方がわからない方はブースにてレクチャーもいたします。
ビールを飲みながら、ほろ酔い気分でチャレンジしてみてください。

折る土偶ちゃん-作って発掘・縄文おりがみ-(朝日出版社)
いかがでしたか?
展示を見た後は開放感あふれる本館前の贅沢な空間で、太古の昔に思いをはせつつ、「トーハク BEER NIGHT!」で一杯を。
お友達やご家族、同僚の方で、もちろんお一人でも、どうぞお楽しみください。
カテゴリ:催し物、2018年度の特別展
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posted by 武田卓(総務課) at 2018年07月13日 (金)
東京国立博物館では、国際博物館の日にちなんで恩賜上野動物園、国立科学博物館と連携し、毎年一つの動物に焦点をあて、「生きている動物」、「動物の標本・骨格」、「美術になった動物」をテーマに各施設をめぐっています。
本年度はサルをテーマに5月13日(日)、ツアーを実施し、上野動物園→科博→トーハクの順にめぐりました。
まずは上野動物園で動物解説員の小泉祐里さんと「ニホンザル」「テナガザル」の生体を観察します。

上野動物園でニホンザルを観察

上野動物園でテナガザルを観察
事前に実地踏査をしたときには振り向いてくれず、ヒーターの前で温まっていたテナガザルの老夫婦は、ここぞとばかりに、ぶらさがり・移動・ブラキエーション(枝渡り)を披露してくれました(感謝!)。
次に国立科学博物館に移動して藤田祐樹研究員と「テナガザル」「ニホンザル」「アカゲザル」などの骨格標本を見学しました。

国立科学博物館で標本を見学

国立科学博物館で展示室内を見学
サルっぽいサルとヒトっぽいサルの違い(足の骨、骨盤、手の形、足の形、肩幅、胸郭、頭の大きさなどなど)に、なるほどなぁ~と納得です。
お口の周りが前にでているのがサルっぽい感じだということを、私たちは無意識に理解していたことも発見のひとつでした。
次にトーハクへ移動し、わたくし小島が、重要文化財「埴輪 猿」(平成館考古展示室)~親と子のギャラリー「サルのひろば」(平成館企画展示室)~重要文化財「老猿」(本館18室)をご案内いたしました。
美術作品について、生物学や形態人類学などの観点から小泉さん、藤田さんにも話していただき、いつものトーハクとは違う解説となりました。

考古展示室で「埴輪 猿」を解説
最後は、お客様の「ぎもん・はっけん!」を書いてくださった付箋を前に、講師3人で質問にお答えしました。

トークセッションの様子
あいにくの曇り空でしたが、ギリギリ降らずに無事にツアーは終了です。
上野ならではのこのツアー、来年度のテーマは鋭意計画中です。
どうぞお楽しみに。
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posted by 小島有紀子(教育講座室) at 2018年05月15日 (火)
感謝っ・・・! 東博的感謝っ・・・! 「トーハク感謝DAY」!
さて、クリスマスまであと10日となりました。今年のご予定はお決まりですか?
…そうですね。皆様のおっしゃりたいことはよくわかります。
クリスマスに予定を入れなきゃいけないと誰が決めたんだ、と。
チキンとケーキを買わなきゃいけない気になるのはなぜだ、と。
いやそもそもトーハクとクリスマスに何の関係があるのだ、と
…そうですね。トーハクとクリスマスにはあまり関係がございません。正直なところ、私自身、世の中のクリスマスムードを「お、やってるね!」と、一定の距離を置いて眺めておりました。 昨年までは。
ええ。今年のトーハクは一味違います。
今年のクリスマス、トーハクはタダで開館しています。
…「タダ開館」している…だけ?いえいえ、「タダ」と「開館」の間、よーく目を凝らしてご覧ください。今年のクリスマス、トーハクはタダで開館しています。
そうです!今年のクリスマス、トーハクは入館無料!正確に言うと、年内最後の開館となる12月23日から25日の3日間は入館無料!クリスマスムードに便乗しようなどというよこしまな気持ちは一切ありません。クリスマスはたまたま被っただけです!
というわけで、トーハクが年内最後の開館となるこの3日間、すべての来館者の皆様に感謝を込めてお贈りする「トーハク感謝DAY 2017」。入館無料となるほかにこの時期にぴったりのイベントなども行いますので、簡単にご紹介させていただきましょう。

まずは、特別ライトアップ。本館と本館前庭を中心としたエリアに、普段とは違うライトアップを行います。館員一同の感謝の気持ちが思い余って光になったものですが、クリスマスのロマンティックな夜にもぴったりです。
もう一つ。クリスマスライブも無料でお楽しみいただけます。館員一同の感謝の気持ちを音楽に託したものですが、まさにクリスマスシーズンぴったり。
出演は、ジュスカ・グランペール(ギター・高井博章さんとバイオリン・ひろせまことさんのアコースティックデュオ)、ウィリアム・プランクルさん(チェロ)。ゲストとして、シンガーソングライターのACOさんをお迎えします。

ジュスカ・グランペール(ギター、ヴァイオリン)

ウィリアム・プランクル(チェロ)

ACO(シンガーソングライター)
約30分の無料コンサートを、本館エントランス、平成館ラウンジなど館内各所でお楽しみいただける贅沢な機会!ダイワハウス工業の協力により、12月23日(土)は法隆寺宝物館エントランスが燈火器によって幻想的な空間に変わります!実施時間・場所は日によって異なりますので、詳細はウェブサイトでご確認ください。
そのほかにも、三遊亭究斗師匠によるミュージカル落語(別途チケットが必要)など、この3日間でしか楽しめないイベントをご用意。
25日はトーハクくん、ユリノキちゃんも年内最後のごあいさつに登場予定です(10:30~、13:00~、14:30~ ※登場はいずれも本館エントランス、各30分程度)。

25日までご覧いただける特集「親指のマリアとキリシタン遺品」へもぜひお寄りください。

おひとりでも、カップルでも、ご家族でも気軽にお楽しみいただけること間違いなしです。今年はこれまで来館の機会がなかった方も、今までトーハクにいらっしゃったことのない方も、3日間もあれば滑り込みセーフ!ぜひ皆様に、「今年のご来館ありがとうございます」という感謝の気持ちをお伝えできればと思います。
クリスマスイブイブ、クリスマスイブ、クリスマスの3日間、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
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posted by 田村淳朗(総務課) at 2017年12月15日 (金)