中国書画精華

　今年も秋の東洋美術の名品展として特集陳列「中国書画精華」を開催します。中国の唐・宋・元・明の歴代の書と絵画の名品を一堂に集めて展示します。

【書】
唐時代の国宝 古文尚書巻第六、国宝 碣石調幽蘭第五、国宝 世説新書巻第六残巻、国宝 王勃集巻第二十九・三十、宋時代の呉きょ筆尺牘「急足帖」など20点。

【絵画】
前期（2006年9月5日～10月1日）は宋時代の国宝 李迪筆 紅白芙蓉図、国宝 瀟湘臥遊図巻、国宝 十六羅漢図（京都・清凉寺）、重文 伝石恪筆 二祖調心図、重文 蘿窓筆 竹鶏図など宋元画17点。

後期（2006年10月3日～10月29日）は国宝 因陀羅筆 寒山拾得図（禅機図断簡）、重文 梁楷筆 李白吟行図、重文 伝毛松筆 猿図など宋元画7点と重文 李在筆 山水図、重文 文伯仁筆 四万山水図など明時代を代表する名品7点を展示します。中国の芸術の神髄を示す歴代書画の筆と墨の精華をこの機会に是非ご覧ください。