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ヨーロッパ先史時代-プロイセン王国博物館交換品-

  • 『双耳付壺 ポーランド・ルブスコ州フスホヴァ出土 青銅器時代・前13~前6世紀 プロイセン王国博物館寄贈』の画像

    双耳付壺 ポーランド・ルブスコ州フスホヴァ出土 青銅器時代・前13~前6世紀 プロイセン王国博物館寄贈

    東洋館 第10室
    2006年9月5日(火) ~ 2006年12月3日(日)

     100年前、ドイツ人アドルフ・フィッシャーの仲介でプロイセン王国博物館(今のベルリン博物館群)と東京帝室博物館(今の東京国立博物館)が作品交換を行ったとき、歴史部長の三宅米吉(みやけよねきち)が日本の考古資料数十点をアドルフに託し、代わりにヨーロッパの考古資料を求めました。プロイセン王国博物館は、当時最新の出土品を含むドイツ・デンマーク・スウェーデン・ポーランド・ハンガリーの石器・土器・青銅器を選び、日本に送りました。

      この特集陳列では、100年前にもたらされたヨーロッパ考古資料を紹介するとともに、日本にも世界の考古学の成果を届けようとした2つの博物館の願いを回顧いたします。

主な出品作品

*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
闘斧 デンマーク・シェラン島出土 新石器時代・前28~前23世紀 プロイセン王国博物館寄贈
双耳付壺 ポーランド・ドルノシロンスク州ヴロツワフ市ヨルダヌフ出土 新石器時代・前40~前39世紀 プロイセン王国博物館寄贈
双耳付壺 ポーランド・ルブスコ州フスホヴァ出土 青銅器時代・前13~前6世紀 プロイセン王国博物館寄贈