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こどもの姿

  • 『埴輪 子を背負う女子 栃木県真岡市鶏塚古墳出土 古墳時代・6世紀 橋本庄三郎氏寄贈』の画像

    埴輪 子を背負う女子 栃木県真岡市鶏塚古墳出土 古墳時代・6世紀 橋本庄三郎氏寄贈

    本館 特別1室
    2005年4月19日(火) ~ 2005年5月29日(日)

     本館特別3室では「こわい顔」特集(2005年4月12日(火)~2005年5月22日(日))をしますが、ここではこどもの愛らしい姿でほっと和んでいただきましょう。こどもをおんぶする女性を表した埴輪は、親子の情愛が今も昔も変わらぬことを示しているようです。最近は見ることが少なくなりましたが、おんぶはこどもにとって無上の幸せではないでしょうか。母に背負われたこどもの安心しきった顔は、私たちにも幸せを分けてくれます。親にとっては泣いているこどもは少し憎らしくなることもありますが、そんなこどもを表現した人形には作り手の子供を慈しむ気持ちが感じられます。

       こどもはかわいい。なんといってもかわいい。何をしてもかわいい。こどもを表現した作品でどうぞそのかわいさをを堪能してください。

主な出品作品

*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
聖徳太子立像(南無仏太子)  鎌倉時代・13世紀
色絵唐子甕割図八角皿 伊万里・柿右衛門様式 江戸時代・17世紀 個人蔵