平成館 企画展示室
2021年5月11日(火) ~ 2021年6月27日(日)
動物にちなんだ共通のテーマのもと、東京都恩賜上野動物園、国立科学博物館、東京国立博物館の連携企画「上野の山で動物めぐり」は、今回で14 回目をむかえます。当館では、家族みんなで楽しめる特集「親と子のギャラリー」として、三館園の共通のテーマにあわせた動物作品をご紹介しています。今年のテーマは、「動物のうごき」です。
第1部「だいはくりょくのうごき」では、歩く、走る、飛ぶ、はねるなど、いきいきとした動物のいっしゅんのうごきをとらえた作品をご紹介します。また、大空や草木、水しぶきなど、風景を取り込むことで、動物のうごきをより躍動的に演出している作品もあります。
いずれも、動物そのもののうごきをよく観察する、あるいは風景を立体的に表現するなどの工夫がされています。
第2部「ひとをまねたどうぶつ」では、ひとのようなうごきをしている動物の作品をご紹介します。エジプトやインドの神話に登場する動物の頭をもった神様、桃太郎などの日本の昔話に登場する動物たちは、ひとと同じようなしぐさをとるために、神聖視されたり、あるいはユニークな存在にもみえたりします。なぜ、こうした作品がつくられたのか、いっしょに考えていきましょう。
さあ、いきいきとうごく動物たちを展示室で探してみましょう。