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平成28年度新収品展

  • 『重要文化財 准胝仏母像(部分) 青蓮院伝来 平安時代・12世紀』の画像

    重要文化財 准胝仏母像(部分) 青蓮院伝来 平安時代・12世紀

    本館 特別1室・特別2室
    2017年6月27日(火) ~ 2017年7月17日(月・祝)

    かけがえのない文化財を適切な環境で保管し、公開していくことは、博物館の大切な役目です。当館では、国立博物館として、日本のみならず、日本文化を多角的に考えるうえで重要な東洋各地も含めた、古代から近代に及ぶ、きわめて多岐にわたる質の高い文化財を保有し、広く公開してきています。

    しかし、その全体を体系的に展示し、必要に応じて深めていくためには、現在の収蔵品だけでは決して充分とはいえません。そのため当館では、収蔵品の一層の充実を目指して、毎年、良質な文化財の収集を積極的に行なっております。

    昨年度には、篤志家の方々からご寄贈をいただいたもの、購入したものを含めて、数多くの文化財を新たに収集しました。いずれも日本や東洋の文化を探る上で見過ごすことのできない意義を持つものです。

    今回はこれらの中から72件を展示いたします。これらの新収品を通じて、当館の事業の一端をご理解いただくとともに、かつての文化の息吹を伝える多様な品々の魅力をご鑑賞ください。
     

    担当研究員の一言

    新たに迎え入れることができた貴重な作品の数々を、ぜひご覧ください。/恵美千鶴子

 主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
 主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
重要文化財 書状 藤原行成筆 平安時代・寛仁4年(1020)
重要文化財 准胝仏母像 平安時代・12世紀
サットサイシリーズ ダティア派インド 18世紀後半 鶴岡龍氏寄贈
玄奘三蔵像 鎌倉時代・14世紀 山本達雄旧蔵品
青花雲龍文方壺 中国・景徳鎮窯 明時代・嘉靖年間(1522~66年)

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